猫発作が止まらないので、猫と暮らすために検討すべきことを妄想してみた

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幼き日のなつめさんとくるみさん。猫って本当に段ボール好きですよね。

近ごろ仕事が大詰めで、なのに若者たちに誘われて飲み会に行ったりして、三十路の体力が限界です。もう日付超えたら駄目。かつての夜の女王(もっぱら徹夜仕事をするという意味で)も年には勝てませぬ。二日酔いに加えて風邪までぶり返して、せっかくの土曜を台無しにしました。

忙しくなると定期的に襲ってくる病があります。それは、猫欲しい病。ああ、猫が飼いたい猫が飼いたい猫が…となる症状をさします。今週は暇さえあれば猫の里親募集サイトを眺めて子猫チェックをして、結構リアルな猫ライフ妄想に囚われておりました。また今のマンションは許可さえ得れば猫が飼えるんですね。不可能ではないとなると欲望が抑えきれません。あとは行動するのみ、というぎりぎりまで妄想したので、本当に欲しくなった場合の備忘録として残しておきます。

発作的に猫を飼わないための妄想toDoリスト

※我が家の条件ですが、30平米弱のワンルームで、高層階にあります。ペット可の物件です。

①不動産屋に連絡し、猫予算を想定する
今の部屋は、猫を飼うとなると事前に報告が必要で、家賃が割り増しになります。確かプラス一万円くらい。なので、まずは許諾確認が必要です。また、退去時にはペットによる傷や汚れの修繕費が増えることが予想されるので、敷金は結構持ってかれるのかなぁと。また、もちろん飼育に関連したグッズや病院代などが必要ですが、愛する猫のためなら節約して捻出しましょう。あと細かいですが夏場はクーラーつけっぱなしも必要です。熱中症怖いですから。

②部屋の汚れや傷の対策を検討する
ペットをためらう理由として、そもそも借り物の家をぐちゃぐちゃにするのが申し訳ない、というのがあります。実際問題、猫が二匹いる実家は家中ぼろぼろなので、相当覚悟をきめます。特に爪とぎ被害が深刻なので、あらかじめ壁という壁には爪とぎ防止のために腰の高さくらいのシートを貼ってしまおうと思います。想像するだに面倒ですが、きっとどんなにしつけても猫が猫である限りちょっとは爪とぎされそうです。壁紙保護には扱いやすさと取り替えやすさを考えて壁と同色の段ボールはどうかと思っています。と、ここまで考えて、段ボールならむしろ嬉々として爪とぎするのではないか?と思い当たり、、家中爪とぎだらけ、という恐ろしい想像をしました。表面がつるっとした段ボール的なもの、ないかな。

③猫の快適さを考える
ワンルームなので、猫一匹だとしてもさすがに狭すぎやしないか、また台所や風呂場など危なくないか、などあらゆる想定が必要です。まず狭さについては、部屋が9畳くらいなので高さを作ることで解消しようと思います。奴らは高いところ大好きですからね。天井までのコンパクトなキャットタワーを端に置いて、突っ張り型の仕切り壁を少し離して置いて、間を板でつないで猫のためのミニロフトを作れないかと。壁の上に飾り棚のある家があると思うんですが、あれをキャットタワーと仕切り壁で作ってしまおうという算段です。問題はその間にベッドが来る可能性が非常に高いため、猫に直撃される危険性があります。でもいいわ、猫ならば。
あとはベランダが広めなので週末目の行き届く時には解放してもよいかもしれません。トイレとお風呂以外のドアは開け放し、できるだけ広く使わせます。

④不在時の対応を考える
働くお姉さんとしては、会社に行かねばなりません。平日は朝から晩まで不在なので、不憫な想いをさせそうですが、案外平気なのも猫です。ドアストッパーをしっかり固定し、遊ばれて困るものをしまい、餌と水と猫草をきちんと用意しましょう。問題は長期不在時ですが、基本はお留守番をさせて、誰かに見に来てもらうのが一番良さそうです。実家の母(猫ノウハウ高いが遠い)、近くにすむおじさん一家(猫ノウハウ高く近いが気を遣う)、近所にすむ友達(猫経験ナシだか頼みやすい)、あたりを想定しました。なんとか、なりそうです。
あとは猫のいる実家やおじさんちでまとめて面倒を見てもらうのもありですが、これは双方の相性や猫の性格、子猫のうちから慣らすなどトライアルが必要そう。少なくともうちの実家のお姫様たちは、他猫絶対無理ですね。。

⑤生活習慣を見直す
ここまでリアルに考えて、最後に日和ったのがこれ。おそらく、猫がやって来るとその辺に服を放り出したり掛けておくのが難しいでしょう。着物の陰干しも怖いなぁ。台所も流しもできるだけ清潔にしないと流しに置きっぱなしのフライパン(使用済み)なんて格好の餌食ですね。あとは毎日の床掃除をしないと毛だらけになるし、猫のトイレ掃除もマメにしないとやっぱり臭います。つまり、毎日の掃除が格段に増えます。まぁまぁ忙しく働いているので、毎日って言われるとちょっと自信ない…。頑張れると思う、猫のためなら。でも、でも大変そう…!

結論
まずは掃除と整理整頓のできる女になるべく頑張ります。憧れの猫ライフはそれからです。やっていける自信がついたら、そしたら、満を持して、飼ってしまうやもしれません。うひょひょ。笑いが止まらんわー。

妄想猫ライフ、“どんな猫になんて名前をつけるか編”は、このまま発作が収まらなければまた書きます。

ひとり暮らしの献立1週間:そうめん七変化?6/19週

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作り置きタワー。いい加減保存容器を新調せねば。

 
ここのところ真田丸を見ていると、次々とM&Aされていく中小企業のおやっさん達の悲哀のようなものを感じる私です。おい次飛ばされるのあいつだってよ。あの野郎社長にすり寄りやがって。的な。そんな中でも信繁は世渡り上手。子会社出身でもできる若手は本社に抜擢、寄せ集めのアクが強いメンバーには聞き上手なタイプがよいということか。しかし、ずんだ餅を自ら作ってどや顔してる伊達政宗って、史実的にというより戦国ファン的にどうなんでしょう。面白かったけど。あ、あと北条氏は散り際がよかったですねぇ。高嶋さんのイってる演技が冴えてました。
で、今週の献立です。そうめんいきましょう。そうめん。日本が誇る究極の簡単ヌードルを、毎日違う味で食べるのにチャレンジしたいと思います。何でって、そうめんもらったんです、こないだ。

6/19~25の献立予定

  • 日:尾道ラーメン、ビール ※すみません初回そうめんじゃないです
    f:id:ryoko-m:20160625163925j:image尾道ラーメン好きです
  • 月:トマトぶっかけそうめん、はんぺんのハムチーズバジル焼き(白だしでそうめんつゆを作る/そうめんを茹でて流水にさらす/はんぺんをスライスして間にハム1枚、とろけるチーズ1枚、バジルを挟んでフライパンで焼く/トマトと玉ねぎを和えたの、肉そぼろをそうめんの上に乗せて、めんつゆをかける)
    f:id:ryoko-m:20160625163943j:image見映えの割には美味しかったですが脂が。あとはんぺん多過ぎてギブアップ。こういうの誰かと食べたいっす…
  • そうめんチャンプルー、小松菜のお浸し(大きめのフライパンでそうめんを茹でて、流水にさらす/同じフライパンでハムとナスと玉ねぎを炒める→そうめんを加えて味付ける※/小松菜にだし醤油をかける)※ごま油に塩コショウくらいでいいんじゃないかと。
    f:id:ryoko-m:20160625163959j:image再び見映えは難ですが、ゴマ油塩コショウナンプラー一振りで大抵何でも美味しいです
  • 水:ジャージャー麺風そうめん、ナスのナムル(フライパンでそうめんを茹でて、流水にさらす/同じフライパンで肉そぼろを温めて甜麺醤と豆板醤で味付ける/器にそうめんを盛って、小松菜と肉そぼろを乗せる/ナスはごま油で味付け)★残業で晩ごはんを諦める
  • 木:しらすと小松菜のそうめんチャンプルー、残り物野菜(そうめんを茹でて流水にさらす/回答したしらすと小松菜を炒めて、そうめんを混ぜ合わせる、だし醤油で和風に味付け/残り物野菜を食べる)
    f:id:ryoko-m:20160625164016j:imageそうめんの炒め物がすごく好きなことが分かりました。つまりビーフン好きってことかしら
  • 金:外食予定
  • 土:(昼)レギュラーそうめん、残り物野菜 (夜)未定(私のレギュラーそうめんは、梅干しに納豆かとろろ昆布を加えてだしをぶっかけるもの)
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【献立メモ】こんなにそうめんだけで飽きないのでしょうか。思いつく限りのメニューを並べてみましたが…。ここに挙げたの以外だと、みそ汁やスープにそうめん一把をおもむろに突っ込むにゅうめんをよく作ります。そうめんシーズン後の処分レシピです。今週の野菜は処理しやすいナス・トマト・青物野菜をシンプルに切ったり茹でたりしてスタンバイ。小松菜が結構なボリュームなのでもりもり食べます。たんぱく源はハムステーキや豚肉そぼろでかなりヘルシー&エコノミーにしてみました。

今週の材料

  • 家にあったもの:玉ねぎ(1/2個)、バジル(自家製)、そうめん、しらす(冷凍した残り)、各種調味料
  • 購入したもの:トマト(1個)、小松菜(1袋)、ナス(3本)、ネギ(1本)、ハムステーキ(1パック)、豚ひき肉(170gくらい)、はんぺん
  • もらったもの尾道ラーメン、ゆで卵 各2食分 ※ゆで卵をもらったのは人生で初めてです。 

日曜日の下準備・調理

  • 野菜類を切って下準備する:小松菜はざく切りして茎→葉の順で塩ゆでして、水気を絞りすぎずに保存容器に入れる/ネギは薄切りにしてラップに包む(チャンプルー用)/玉ねぎ1/4個をみじん切りに、1/4を薄切りにする(チャンプルー、トマトの和え物用)/トマトをざく切りにして、みじん切りの玉ねぎと一緒に保存容器に入れ、オリーブオイル・塩・レモンで和える/ナスはヘタとお尻を切ってラップに包んで3分チンする。冷めたら手で割いて保存容器に入れる
  • 肉を下準備する:ハムステーキは一口大にカットしておく(チャンプルー用)、豚ひき肉を鍋に入れ、調味料(砂糖・酒を大1ずつ、しょうゆ・みりんを大2ずつ、しょうがチューブを好みの量で)を加えてぐるぐる混ぜ、火をつけてもさらにぐるぐる混ぜ、火が通ったら蓋をして10分煮込み、冷ます。冷めたら容器に入れて保存。※例の「菜箸4本でぐるぐるやる」というのを試したら綺麗なそぼろ状になりました。冷蔵だと3-5日くらいしか持たないそうなので、食べきれなさそうなら早々に冷凍します。
  • 晩ごはんを用意する:頂いたラーメンとゆで卵を、小松菜と共にありがたくいただきました。

今週の反省

  • 肉そぼろ失敗。半分くらい処分しました。しょんぼり。美味しかったのですが冷めると肉の脂肪分が固まってしまい、素麺との相性が悪い。今後は脂肪分が少ないミンチを買うべし、と心に刻む。
  • 素麺って一度に何把食べます?私は2つ派だったんですが、副菜もつけると満腹で食べきれず。中間をとって1.5がベターという結論にいたりました。
  • 尾道ラーメンは美味しいですね!

食べることは殺生をすることです。趣味と芸術ー味占郷

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明日まで開催、杉本博司『趣味と芸術ー味占郷』
細見美術館で開催されている杉本博司さんの展覧会を駆け込みで見てきました。なかなか、面白かったです。美術館にたどりつくまでに暑さにやられてしまった感はありますが(京都、暑い!)、その上ものすごい情報量で飲み込めきれてないですが、自分にとって新しいものはいつもそんな感じが残ります。たぶん、見たものが受け止められる範囲を超えてるんでしょう。
 
すべてはおもてなしのため。情報量がものすごく多い
展示内容は婦人画報の連載を再現したもので、謎の割烹「味占郷」に招待された著名人二人を、その人たちに応じた床の間のしつらえや季節の料理でもてなすという趣向です。床の間のみが再現されていて料理はありませんが、作品の紹介パネルにゲストと料理、しつらえの意図が書かれています。それぞれの作品に膨大な知識、アイディア、企みが集積されているので、視覚で受け止めつつも背景を頭に入れて両方を繋げて見ないと面白くない。ひとりの作家の作品ですが、ひとつひとつがゲストをコンセプトにしたおもてなしの編集過程を見ている、という感じで、あー、頭使った。その場で、その場を知るための情報を頭に入れて見ていくようなものです。例えば、フランスの医学用解剖図を掛け軸に仕立てて、穴子の煮付けで寺島しのぶ夫妻をもてなす。寺島さんの旦那さんはフランスの方だからお国の作品を選ぶのですが、その掛け軸は見返り美人風の角度でこちらを向いた女性の背中がぱかっと開いて内臓の具合が分かる珍品。これを「おなごの開き」と名付け、だじゃれで「あなご」も開いておく。ゲストの背景、絵画の由来など分からないとぱっと見よく分かりません。あるいは、エジプトの死者の書を掛け軸に、青銅の猫を床に置いて考古学者をもてなす。戦時中の硫黄島の地図を掛け軸に戦争映画出演の俳優をもてなす。などなど。古今東西、ものの新旧や日常非日常を問わず、ものすごい知識量です。杉本博司さんの作品をまともに見たのが初めてで、遅ればせながらこの人すごいなぁと思った次第です。
 
床の間から感じる厳しさ。食べることは奪うこと
私にとって床の間は、“いつか家を持つのであれば必ずほしいもの”の2番目です(ちなみに1番目は縁側。これにより日本家屋になることはほぼ決定)。家のなかにちょっとアンタッチャブルな空間が欲しいんですよね。床の間って、ゲストを癒したり楽しませたりするだけじゃなくて、空間を縛るというか、規律を与える厳しさがある気がします。タイトルの「食べることは殺生をすること」というのは作品紹介のひとつに書かれていたんですが、それが床の間から感じる厳しさと重なることで、私にはよりよく納得できました。食べる行為のよい面だけでなく、それが同時に何かを奪っているという負の事実も意識した上で、カッコつけずに本質的に「食べる」という行為に向き合えよ、from床の間、って感じです。床の間パイセン、しゃーす。そう考えれば解剖図、死者の書、戦中の地図など、すべてどこかに死の匂い。まさか豚の死体を見ながらトンテキを食べるわけにはいきませんから、食べることと奪うことの関係性も、作品を読みとくことでじわじわと染み込んでいくのかもしれません。
 
図録売り切れてた…欲しいものリストに入れました
このように情報もりもりの展覧会だったので、ゆっくり咀嚼したくて図録を買おうとしたら、ミュージアムショップでは売り切れ。そもそも雑誌の連載ですでに書籍化されてますから、ならばとアマゾンを検索したら…なんだか新品が出品されてないような。むむ。手に入らないとなると急に欲しくなるもの、がんばって手にいれてやる。
帰り道、立ち寄った骨董品屋で戦前のガラス鉢をそうめんにいいなと思って買ってしまい…展覧会の影響を(極めてこぢんまりした発露ではありますが)見事に受けてしまったようです。わかりやすすぎでしょ、自分。

ひとり暮らしの献立1週間:貯金でしのぐ、6/12週

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日曜の昼は、余り物を処理

今週は出張やら外食やらが多いので、自炊はしません。冷凍庫をチェックしたところ、よい感じで仕込んだおかずが眠っていたので、これらの処分もかねてストックの活用に終始します。
ところで少し話はずれますが、貯金(お金)をいくら貯めておくべきか?というのは人それぞれだと思います。私は松浦弥太郎さんがエッセイで書いていた「年収一年分を貯金しておくと、仕事をやめても一年は暮らせる」という考え方が気に入っていて、少なくとも一年暮らせることを目安にしています。たくさん貯めればいいというのではなく、何のために貯めるのか、何のためのお金なのかということを意識するのはとても大切だなぁと。いざとなったら辞めてもいいんだもんね、という心の余裕にもなりますし。
で、これを自炊に置き換えると貯金=おかずストックではないでしょうか。もうやだ料理したくない、今週は物理的に自炊ムリ、という時に貯金を引き出して活用。お金は1年分ですが、1週間分くらいがおすすめです。多すぎると飽きますし、味が落ちます。お金と違って腐るので、結果的に無駄になることもしばしば。
で、今週の冷蔵庫を見てみると…冷凍庫のほうはごはん3膳、カレー1食分、ミートソース1.5食分、ハンバーグ2食、うどん一玉。冷蔵庫はキムチと梅干しとしらす、海苔やとろろ昆布などのごはんのお供、インスタントスープ。足りないのは野菜ですが、昼に食べるかコンビニサラダでよし。私は自身の“貯金”に大変満足し、かつそろそろ使わんとまずかったなと反省し、今週の自炊休業を決めたのでした。仕事と異なり、しょっちゅう休業したくなるのがたまにキズですが…。

今週のうわ言:家族のためっていうか、気づいたら家族しかいないっていうか

しまった父の日だ、と思って慌てておじさんサンダルを買いにいったら、来週でしたね。いつかすら覚えてなくてごめんよ父さん。

今週は、とと姉が話題の塩顔男子を振ってしまいましたね!星野さんはメガネがずれているところがとても良かったのに、来週から拝めないのかぁ。あと若いだけあって美肌ですよね。お肌つやつや。
昭和の男女の恋愛模様が奥ゆかしすぎて、そしてヒロインの恋愛感情が抑制されすぎてて、却ってわたくしテレビの前で朝っぱらから号泣してしまいました。常子よ、なんて男前な。こんないい物件を反古にするなんて、私だったら断る勇気がない(次のチャンスが来ない気がして)。眼鏡ずれてるけどお肌つやつやの男子と植物に囲まれて暮らしたい。またお母さんがいいのよねぇ。娘の決意をただただ受け止める感じが。
今どきの感覚なら、とりあえず結婚しちゃって、現地で仕事見つけて仕送りだけしたらよくない?って思うのだけど、嫁にいくというのは家を出るということと同義なんだよなぁ。で、家を出るっていうのは他の家の一員になってしまうってことで、そう考えたら私ってば半分嫁に行ったようなものなのだわ。というか結婚途上ってこと?半端な期間がだいぶ長いですが。
そもそも私は家族のために働く必要もないのに、なんでこんなに長いことひとり暮らしをやっているのか、正直よくわからなくなるときがあります。二人暮らしになるきっかけが無かったからといえばそれまでですが、友達も続々と次の家を見つけ、道中ばの私は気づいたら周りに家族くらいしかいません。でもその家族とも離れてずいぶん経つので、元家族って感じでどうもしっくり来ない。さすが途上にいるだけあって、半端な身の上です。
家族は大事にしよう。いつ離れるか分からないから。同時に、次の行き先を真面目に考えよう。朝ドラのヒロインは真面目に職業婦人をやってますが、私の場合は職業婦人だけでは行き先がなさそうなので…結論、これからはもっと真剣に婚活に励みたいと思います。
朝ドラ見なくてもいずれたどり着く結論でしたね…。あー、知らない人と話すの面倒だけど、また婚活パーティーとか行くかぁ。奥ゆかしさの真反対ですよね、あれ。でも奥ゆかしさでは嫁に行けぬのが平成のアラサーでございますよ。やれやれ。

最近買ったものと、もらったもの

花瓶がないなら、ワインを買えばいいじゃない?

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飲むとバカンスに行きたくなる、という売り文句の白ワイン(発泡)  ¥1380だったかな

花瓶が欲しいんです、それも大きいの。床に直置きして、大振りの枝ものを無造作に活けて、部屋の中に小さな森の風情を感じたいのです。うむ。しかし大きい花瓶は重いし、高いし、どうせならピンとくるものに出会うまで待ちたい。でも花は飾りたい。そこで、場つなぎにワインボトルを登場させてみました。休日の勉強場所として通っているタカムラ ワイン&ロースターにて、「花瓶にできそうか」という怒られそうな基準で手頃なワインをチョイス。きれいでしょ。ちゃんと商品紹介を読んでなかったので、開けてみて発泡性だったことに驚きました(失礼)。ワインとしてもとても美味しく、一石二鳥。ボトルを何本か並べてもお洒落かもなーと思い始め、場つなぎで済むのか自信がなくなってきました。早速飾った(その前に急いで飲みきったんだけど)花は実家でもらってきた紫陽花。青いのがエンドレスサマーで、白いのがアナベルって言うんですって。

タカムラ

食べログ タカムラ

※ここはワインショップとコーヒーショップを兼ねたお店で、だだっ広くて大変くつろげます。お勉強にもよろしいです。あ、勉強するときはワインじゃなくて、ちゃんとコーヒーで勉強してますよ。


グラス新旧対決、下克上なるか

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右:バカラのジャパン  ¥もらいもの
左:沖縄の再生グラス  ¥1000円くらいだったかな

私がいつも愛用しているのは左側の小さなガラスコップで、もう10年近く前に沖縄で買ったものです。盃型で気泡が入っているのが気に入り、国際通りのお店のお兄さんが「再生ガラスで、丈夫だよ」と言ったのに後押しされ、当時の感覚ではちょっと高かったけど2つ買ったのでした。そして右側にあるのが、天下のバカラ様。先日実家に帰ったら無造作に台所に置かれており、ものすごく使いやすそうだったので軽い気持ちでちょうだい、と言ってもらってきたのですが…確かにとても使いやすいです。飲み口は薄くて口当たりがよく、でも重みがあって安定感抜群。多少乱暴に扱っても割れなさそうな、硬く引き締まったガラスの手応えは私のような人間でも分かります。なもので、ついついこれにばかり手が伸びてしまい…ああ、沖縄グラスよ、思い出よりもブランドに心傾いてしまう私を許しておくれ。しかし、後から知ったのですがこのバカラ、両親が知り合いの息子さんに贈った結婚のご祝儀へのお返し(内祝い)であったらしく、値段推して知るべし、そりゃガラスも引き締まってますわ。気軽にちょうだいと言った私に母が一瞬ためらった理由が分かりました。ごめんよお母さん。
ちなみにその息子さんというのは私が5歳のときの初恋の相手なんですね。立派に成長して家業を継ぎ、さらに結婚したことを祝う気持ちと共に、その内祝いをタダでもらって使いやすいと喜んでいる未だ独身の我が身を振り返り…やれやれ、どこで差がついたのでしょうね。ちょっと空しくなり、かつ反省したことをお伝えしておきます。

なつめさんとくるみさん、引き続き健やかに眠る

寝る子は育つ!を合言葉に、なつめさんもくるみさんも毎日ぐうぐう眠ります。

まずは、仰向け解放スタイルのなつめさん。
明るい場所で寝るのも平気。TVがついてても気にしなーい。お腹が涼しいのが大事なの。ぱかっと開いた後ろ足がチキンレッグのようでつい捕まえたくなります。

ぐぐぐっと…
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伸びまーす。
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お次はうつ伏せまるっとスタイルのくるみさん。
暗くて静かな椅子の上がお気に入り。いつなんどき非常事態(知らない人間の来訪、外から聞こえる謎の音、床を這ったり飛んだりする虫)が訪れてもよいように、四つ足は床につけておくべし。
なんですが、たまにでんぐり返ります。

いないいなーい…
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ばあっ。
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きゃーくるみさんかわいい。ツンデレの極致。無表情だけど。

かように寝姿が真逆な二人ですが、ぐうぐう眠ることにかけてはどちらもその道のプロです。