今週のうわ言:バジル食べれない問題と平和パフォーマンスにもやもやする件

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仕事で緊急トラブルに見舞われていた一週間の間に、オバマさんが通りすぎたり(伊勢から広島へ)、季節が梅雨に変わりつつありますね。
粛々と水をあげ続けていたら、バジルもふわふわの奴も好き放題に伸びてきました。写真はバジルと同じタイミングで買ったふわふわの観葉植物です。バロータっていう名前なんですが、葉っぱがものすごーく柔らかくて、触ったらほわっほわしてて病みつきになります。それを見越したのか、鉢に刺さったタグには「思わず葉に触れてしまった方、それはきっと運命です。是非お買い求めください。」との文章。う、思わず買っちゃったよ。
バジルはベランダに出しているので、夜に帰宅するとしんなりしており、慌てて水をやると翌朝はシャキッとしている、というのを繰り返して、ちょっとずつ伸びてます。その健気さにやられてしまい、今週は1枚も食べられてないんだな、、バジ子を食べるなんて、私そんなことできない…!でもいつか、その愛ゆえに食べてしまいたくなるときがくるのでしょう。人と野菜のアンビバレントな運命ですね、はい。
ところで話は変わりますが、昨日のニュースを見て、どう思いましたか。オバマさんの広島訪問が歴史的だの、核なき世界へ向けてだの綺麗にまとめていましたが、私はあんまりしっくりきませんでした。いちアメリカ人の訪問としては歓迎しますし、それが高齢化している被爆者の人にとっての許しや癒しに繋がることはいいことだと思います。でもそれって過去の出来事の和解でしかないなと。任期終了間近に、超権力者であるアメリカの大統領がやってきて平和を訴えても、で、お宅何してくれるんですっけ、と思ってしまいます。政治家は実行してなんぼですもの。
加えて、オバマさんが白人ではないので、爆弾を投下した国の長、という生々しさを感じさせないのもうまく出来てるなぁと思いました。戦後70年も経ったんだなぁ、言ってもこの人直接関係ないもんなぁ、そんな印象です。
日本だって原子力発電所をたくさん国に抱えているのだし、唯一の被爆国だけど、核非保有国じゃないでしょと思っているので、双方分かった上での平和パフォーマンスなのですよね。わかっちゃいるけどモヤモヤする出来事でした。
ちなみに私は原子力発電は減ったらいいなぁと思っている人間ですが、地方の何もない地域にとって、発電所がお上から与えられた巨大産業かつ財政支援であり、なくなったら立ち行かないという構造のほうが問題だと思っています。うちの地元も何にもないから、何度も発電所誘致の話が出て、反対運動が起こり、結局作らないままになっています。今となっては作られることはないでしょう。もし作っていたら、一時的に地域の活性化になったと思いますが、その土地はずっとアンタッチャブルな状態であり続けるってことですよね。なんというか、ドーピングみたいな政策だなあと思います。他力で身を滅ぼしかねません。そもそも、田舎が本当に豊かになるって、どういうことなんでしょうね。経済成長って言ってるけど、どこかが成長すると、別のところから何かを奪ってしまう気がするし。何をもって豊かとするのかという基準から見直さないと、ついドーピングに走りたくなるんじゃないでしょうか…難しい問題です。

以上、業務トラブル対応のち熱だして寝込んでる現場より、今週のうわ言でした。大口叩いてごめんねぇ。