晶子、無痛分娩にトライするの巻

今日は、高野山に行く以外で初めて南海に乗りました。

これ、、南向きは和歌山市駅にしか着かないのね。実家に帰るには面倒な路線です。
 
少し前に、堺に千利休与謝野晶子をいっぺんに紹介する施設ができました。
時代といいジャンルといいファン層?といい、何一つ重なるところのなさそうな二人を繋ぐものは唯一、堺出身ということ。
市の思惑が全面的に込められた綺麗な建物です。
 
で、私は本日、こちらへ茶道体験をしにやってきたのでした。
着つけを始めて以来、着物でできる趣味はないものかと探しており、現在茶道は筆頭候補なのです。
ただし、調べた限りだと本格的にするにはハードルが高そう。時間的にも、もちろん金銭的にも。
面白そうだなぁと思ったのは、お茶会が、掛軸に花にお菓子にお茶、着物に各種茶道具、茶室そのものも含めて演出される総合芸術であり、日本らしい季節感とコミュニケーションの型を学べる文化でもある、というところ。
さらっと見聞きしたところ、そんな感じなんじゃないかと思います。
年をとったからか実はそういう性格だったのか、この頃何か自分のベースになるような「型」を学びたい、身に付けたいと思うようになりました。
ルールを知りたいのではなく、あくまで心意気は守破離の守です。
 
まぁそんなこと思いつつ休日の朝寝坊かつまとめて家事片付けに追われて着物でダッシュしてる私がいるんですけどね!
あー、タクシー使ったのに地下鉄乗り遅れる私の見込みの甘さよ。
 
結局遅刻したものの、一応茶筅高速往復でお茶を泡立てたり(裏千家は泡立てていいらしい)、転がりそうになる和菓子をバランス取りながら食べたり、お辞儀の角度でバリエーション覚えたりしました。
余談ですが、最敬礼なるものを教えてもらった際、あまりの深さに私の体のかたさでは出来なかったのですが、この礼をする機会は園遊会ぐらいなのだそうな。そんなチャンスは来ないでしょうが、例え来たとしても私、お辞儀ができません。
 
さて、茶道に置いて最も惜しむらくはお菓子とお茶が一緒に食べれないことです。
非常に残念。ほんと、残念。
もう当然のことながら駄目なんですが、お菓子は大体もったりしてるから喉通しが欲しくなるし、お茶は苦いから甘いものが欲しくなるし、でも永遠に合間見えない両者。死して初めて出会う運命(胃のなかで)。
胃的にはOKかもしれませんが、口的にはいまいち納得いきません。
ここを改めて頂けるなら、餡好きとしてはいけてる趣味なんだけどなぁと思いました。
 
体験後に資料館的なスペースも見学。昼食抜きだったので空腹で全く集中できませんでしたが、ほとんど資料のない千利休より、生活のために書きまくった与謝野晶子の方がリアリティがあって楽しめました。
晶子さん、12人も子供がいたらしい。
しかも、無痛分娩やってたらしい。。!
そんな時代からあるのか?無痛分娩よ。
あと三男だかの名前がオーギュストとかだった。それは、、日本の戸籍登録上ありなの?
ありだとしても、彼がその後どんな人生を送ったのか、とても気になります。
学校でいじめられなかったかなぁ。
 
だらだらと日記を綴ってしまいました。
今日はこの辺で。