着物初心者のtips 草履を履く!脱ぐ!

約10ヶ月ほど着付けを習っているものです。

お正月は着物で初詣、の予定。
 
着物初心者として、主に着付け以外でなるほどーと思ったことをメモしておきます。
慣れた方には常識ですが、教わらないと気づけないんですよね。
 

草履をちゃちゃっと履きたい

あー、着付けに思ったより時間がかかった、もう走らないと電車に間に合わない!
というときに(よくある)、草履の履きにくさはタイムロスの罠です。
 
そんな時は反対の草履の腹(土踏まずの部分)につま先を当ててトントンすると快適フィット。5秒くらいで履けます。足指の奥まで鼻緒が入ると気持ちいい。
 
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スニーカーのようにつま先を地面にトントンするのは避けましょう。草履も傷むし、傷んだつま先は目立ちます。あと仕草の見映えもよろしくないです。
さぁ、これでダッシュ!(ほんとはこれが一番ダメ)
 

草履をささっと脱ぎたい

この場合も原理は一緒で、片方のつま先に反対のかかとをトントンすれば一発で鼻緒から足指が外れます。外れた方はそのまま体重を乗せて、もう片方もトントン。

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靴のときのようにかかとをむずむずさせても、鼻緒の部分を外さないといけないので脱ぎにくいです。
 

垂直ではなく水平方向に動く

ただでさえ着物だと普段の動作の半分か、下手したら3分の1くらいしか動けません。
特に動きを制限されるのが上下の動作で、腕を上げる、足を上げる、かがむなどは大変だし見映えもよくない。
なるべく小さい範囲かつ左右水平の動きでことを済ませるのが、着物の所作の肝であるなと、素人ながらに思った次第です。