ヒヤシンス、始めるなら今

今週のお題「今年こそは」

去年ヒヤシンスを買おうと思っていたのに、タイミングを逃していたらあれよあれよと花屋の店先で開花してしまい、来年こそはと思っていたらもう来年到来。青山フラワーマーケットで紫と白の球根を選びながら、今年こそは買えたぞという喜びと、一年が早すぎて本当に私は一年分生きてきたのかと自問する思いが交錯します…。

エンデの『モモ』で、ゆっくり歩くほど速く進み、早く走るほどゆっくり進むっていう追いかけっこのシーンがありましたね。子供の頃より生活は単調なはずなのに、その分早く進むように感じられるのって、ちょっとずるいと思います。

話が逸れました。ヒヤシンスは、土より断然水耕栽培派。小学校の教室に置かれていたヒヤシンスのポット、あれは絶対、日本人におけるヒヤシンスの原風景です。水の中いっぱいに広がる根っこが不思議で、あんなに全部が見えるなんて秘密のない花だなあと思っていました。今回も同じ光景を求めて例の鉢を探します、が、花屋の鉢は可愛いけどお高く、百均のプラスチックのは安っぽくて嫌。結局買わずに帰宅して頃合いの入れ物を探したところ、見事「アヲハタのジャムの瓶」がぴったりなことが判明。

通常の小さいジャムじゃなくて、「まるごと果実」の方にしましょう。あのジャムは美味しい上に青白の縞々の蓋がついた瓶が可愛くて、いつも食べ終わったら何とはなしに保管していたのです。まさかヒヤシンスが丁度よくつっかえるなんて、一瓶で二度美味しい。球根のサイズによると思いますが、お試しあれ。

と、なぜかジャムを褒めて、ヒヤシンス栽培をスタートさせました。手前の白い方は花の部分がもう見えていて、先に開花しそうです。栽培方法は調べましたが調べるほどではなく、1週間に1回水を変えて、陽に当てれば大体OKぽいです。さすが小学校御用達。働く女性にも優しい。

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記録:2016-1-11の朝

※参考までに、瓶はこれ。白桃が好き。→ アヲハタ まるごと果実 白桃 250g×4個