五代さま、やっぱりアレで

五代さま、いよいよ病状が差し迫ってきましたね。決め台詞も増えちゃって、もう死ぬ気満々じゃないですか。やっぱり史実に忠実に進むんですね。ざんねーん。

死因が糖尿病であるという事実を知って以来、五代さまが「うぅ…!」と胸を押さえるたびに、いやいや糖尿病でしょ、と突っ込んできた私ですが、糖尿病って動脈硬化につながって結局心筋梗塞とか脳卒中を引き起こすらしいですね。不勉強でした、すまん五代さま。昔は医療も発達してないだろうし、病状が進んで取り返しがつかなくなってからようやく病気だと分かることが多かったのだろうなと、数々のドラマティックな死にざまを思いつつ考えます。あの人も、この人も生活習慣病だったのかもね。

ところで、ドラマの登場人物がいなくなりそうだなぁという印象って、ストーリー内のフラグだけでなく、同じ俳優が別のTVドラマに登場しているのを見かけても思います。ミッキーは同時刻に2人いないルールじゃないですが、俳優だって身は一つなのだし、そうそう撮影は平行できないだろうと思うと、おお、貴方次はそちらに出られますかと。特に朝ドラは起用された俳優がその後人気者になることが多く、朝ドラの放映と並行して民放ドラマの主役を張っているのを見かけたりすると、もう撮影終わったのねぇと俳優のスケジュールを推し量ってしまいます。加えて、CMなんかはドラマ撮影の合間でも出れるから、朝ドラでてるときにCMで見かけると、今度は忙しい合間に大変ねぇとスケジュールの過密ぶりがちょっと心配になったり。つい注目してしまうという点では、民放ドラマとCMの思うツボですね。

ちなみに五代さまことディーン氏は今TBSのドラマで見かけるので、きっと死んじゃって撮影が早めに終わったのでしょう。お冬ちゃんも九州に行って見かけなくなったので、映画とか撮ってそうですね。

さらにもう一歩ずれますけど…時代劇に出てくる現代風のイケメン俳優たちって、まとめて見るとちょっと笑えませんか。かっこいいのは別にいいんですけど、いやいないでしょこの時代にっていう突っ込みを止められません。今現在は、五代さまと新次郎が揃って会話してると笑えます。何このしゅっとしたイケメン会議。江戸や明治の人は、もっとごつかったり顔でかかったり足短かったり貧相だったりするはず…。設定が実際とずれていておかしいのではなく、ただただ画がシュールで面白くなってしまうんです。このパターンで今まで見かけた中で一番笑えたのは、「龍馬伝」で福山雅治伊勢谷友介が夕暮れの海岸を散歩するシーン。坂本竜馬高杉晋作って言われても…ないないこんな江戸の人!スタイル良すぎ、顔濃すぎ。逆光が混じるドラマティックな映像と相まって、お洒落ミュージックビデオ感がぬぐえずつい笑ってしまったのでした。

さてさて、明日はどうなるんでしょうね。

※追記  そんなこと言ってたら今日お亡くなりに。合掌。