「dieci」でランチと、佐野洋子の「ヤンソンの誘惑」

昨日の日曜日。昼間の気温はなんと20度!春の匂いが膨らんで、弾けた先は雨の予感です。一雨来る前に日曜日らしいことをしようと思って、ランチの新規開拓をしてきました。結局降らなかったけど。

自転車で通勤中、前を通りかかってそのお洒落な雰囲気にずっと興味津々だったdieci(ディエチ)へ。てっきりデザイン事務所かなーと思ってたんですが(天満橋~天神橋界隈はデザイン事務所らしき建物をよく見かけます)、単に通りがかるのが朝か夜なので開いてなかったらしい。

お店は1階が北欧雑貨を扱うお店で、2階がカフェ。火曜定休日なので、日曜もランチが食べられるのは貴重です。1階が大好物そうな雰囲気ですが、まずは2階で腹ごしらえ。

ヤンソンさんの誘惑、というポテトとアンチョビのグラタンと、スカンセンというフレーバーティを頼みました。ん、ヤンソンの、誘惑…??

最初に紅茶が運ばれてきました。わーい、カップがグスタフスベリ。少し前北欧食器がブームだったころ、私もはまってムック本を買って読み込んでいたのでこのあたりのメーカーだけは詳しいのです。色付きもいいけど、毎日使うんだったらモノクロもいいなあ。アラビアのパラティッシなんてもうずーっとモノクロがいいのか青×黄色がいいのか限定の紫×緑も捨てがたいのではないか、と購入シュミレーションをしており、結局買ってません。まぁ考えるのが楽しいんですけどね。写真の左、水の入ったグラスも受け皿がついていて可愛いです。

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続いてポテトグラタンが。器はイッタラでしょうね。グラタンの中身はちょっと想像と違いました。じゃがいもが、細長い。あと、グラタンにしてはしゃびしゃびしている。でもこれ、アンチョビの塩気が効いていてお酒が進みそうな味!美味しかったです。あー紅茶より白ワインが飲みたい。味オンチなので自信はありませんが、ジャガイモと、生クリームと、アンチョビと、あとちょっとチーズかなぁ。味付けもあんまり要らなそうだし、家で割と簡単に作れそうです。

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で、思い出したんです。「ヤンソンの誘惑」、私確か佐野洋子のエッセイで読んだ気がする。帰って探したら、ありました。「ヤンソン由美子」っていうタイトルの、料理がうまい女友達の話。友達がふるまった料理の一つに紹介されていたのです。友達の名前に「ヤンソン」ってついているから、オリジナル料理なんだと思ってました。ネットで調べたらスウェーデンの伝統的な料理とのこと。調理方法はさっき私が味から推測したのとあんまり変わりません。素朴な料理が北欧らしいのかなぁ。大らかだけどツボを突いたというか、本能的に美味しい組み合わせよね、ジャガイモとアンチョビ。

ちなみにそのエッセイを私が覚えていたのは、佐野さんの「外食論」が面白かったから。書き出しからして、「料理の下手な女はトロイというのが私の確固たる偏見である」です。そして、「私は友達に料理お下手な女を持ちたくないと思っていた。今日はどこかで外食をしようと思う時、私の外食とは他人の家で飯を食うということであるから、つばが思わず出てくる家を選びたい」ときたもんだ。図らずも外食で出会ったヤンソンの誘惑。こうまで言われたら、今度家で作ってみないとな。

 

お店はこちら。1階も北欧雑貨満載で楽しかったです。

dieci-cafe.com

 

佐野さんのエッセイはこちら。読むと気分がすっきりします。 

ふつうがえらい (新潮文庫)

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