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チーズフォンデュでぴょんぴょんできない

日常

二日酔い、風邪のぶり返し、暑さにかまけて更新をサボってました。料理もサボって、勉強もサボって、ちょっとスマホでゲームして、気の向くままに眠っておりました。梅雨のせいなのかな、毎年夏の初めは体がついていかなくてだるくないですか。

突然ですが、女の人が年齢とともに失うものって何でしょうか。肌のハリや艶。ハイ正解。それはもちろん間違いないんですが、こないだわたし、若者たちに誘ってもらった飲み会で自らが失ったものを目の前にしました。私以外20代半ばの平成キッズですよ。好きなアーティスト誰ですかって聞かれて、恐る恐る椎名林檎のファンなのよねって言ったら、ああ知ってますよと言われてちょっとほっとしました。ネット時代の恩恵、ロングテールバリューの林檎ちゃんありがとう。しかしほっとした直後に、君らの「知ってる」とは「知ってる」の年季が違うんだけどさ、と思って「デビューの時から好きなんだけどね」って言ってしまう謎の対抗心は何なのでしょうか。まあそれはよろしい。若い人が好きそうな(ああ何だろう、この言葉を書く時の自分が若者から強烈に離れていく感じ)お洒落なフルーツビールとか、カルパッチョ的なものとか、なんかアボカド入ってる奴とかを食べつつ、チーズフォンデュも頼もうということになったんですね。そしたら隣にいた後輩の女の子が喜んで、「わーいチーズフォンデュ」って言ってぴょんぴょん跳ねたんです。あっこれだ。これ今わたし、持ってないやつだ、と思いました。チーズフォンデュを喜ぶ気持ちと、椅子に座ってぴょんぴょん跳ねる可愛げ。もうできない。たぶんどこかで落としてきました。チーズフォンデュ、おーいいねぇと言いながらちょっと拍手の真似ごとをするくらいのテンションしか持ち合わせておりません。これかぁ。こういうとこかぁ。可愛いもんなぁ、ぴょんぴょんするの。年齢を重ねるということに、無性に納得しました。それがいいとか、悪いとかではなくて。

たまーに懐メロが頭を回って無性に聞きたくなる時があるんですが、近ごろ回っていたglobeの「feel like dance」を超久しぶりに聞いてみたら…当時とは比べものにならないくらい染みますね。「めくるーめくーおもーいは、なさけないほどこの頃味わえないよ」っていうところに、思わずチーズフォンデュを重ねてしまいました。いいの、この年齢にはこの年齢なりのめくるめき(名詞にしたら変)があるはずなの。チーズの溶けた奴には負けない、しっとりとした、大人の何某が。しかし、どこにあるんだろう...早めに探さないと、また何かを無くしてしまいそうだわ。

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