おひとりさまのための、東京の右側の歩き方:千駄木ランチ編

金土日と東京に遊びにいってきました。金曜は野暮用があったため誰とも予定を作らず、余った時間をひとりで観光に費やしたんですが、いやぁ楽しかった。誰かいないとつまらないかなぁと思ってたんですが、何の何の。花のお江戸の金曜日を満喫しました。そこで、東京の東側を愛する「おひとりさまのための東京の歩き方」企画。全面的に偏った情報をご紹介します。なんと、長文過ぎるのでいくつかに分けます…

 
まずは何はともあれ、元わが街・谷根千へ。ランチからスタートでどうでしょうか。美味しいもの各種取り揃えております。今回私はぶらり散策しただけだったので、知ってるお店をおひとりさま目線でピックアップしました。大体千駄木エリアです。
 
〔ランチのおすすめ〕
①がっつり路線
とにかく美味しいものなら天外天で担々麺セット。かなりボリューミーなので覚悟してください。夜もあるけどランチが断然お得です。
名物担々麺は、胡麻の効いたスープにさっくりした歯ごたえの麺が意地になる美味しさ。あー久々に食べたい。他のものも美味しいのでしょうが、どうしても担々麺を選んでしまいます。セットのデザートはマンゴープリンか柔らかい方の杏仁豆腐がお勧め。
 
②お洒落路線
露地でイタリアン、もしくは檸檬の実で健康ランチを。すべてカウンターがあるのでお一人様でも大丈夫ですが、まぁこの手のお店は女友達かカップルで行きたいですよねー。露地は古民家を改装したお洒落な内装が、檸檬の実は女性店主の趣味が行き届いている感じがそれぞれ素敵です。うん、やっぱここら辺は一人じゃないかもね。
 
③簡単路線
さくっと食べようというときは、駅前で。利さくのおにぎりか汐満のカレーうどんはどうでしょうか。利さくはおにぎり2つとスープが選べるセットが美味しい。お値段も確か700円くらいとお手軽です。おにぎりのうち1つは「焼き味噌おこげ」を激しくお勧め。きのこ味噌を塗って焼いた、酒飲みの味です。スープはグリーンカレーの味がお気に入りでした。
汐満はカウンターのみのうどん屋さん。天ぷらやハムカツで一杯、というのも乙ですが、一人であれば野菜の素揚げが載ったカレーうどんをお勧めします。スープがとってもミルキーで、角の取れたまろやかさとスパイスが混ざりあって…うう久々に飲み干したい。
 
④和風路線(場所は根津寄り、千駄木から少し歩きます)
下町らしく行くなら、鷹匠のそばか、根の津のうどん。
根の津、並びますので覚悟ください。私のおすすめは「揚げ餅ぶっかけ」か「釜明太バター」です。このお店は、温かい汁のうどんよりも冷たいうどんか釜揚げの方が噛みしめがあって美味しいと思います。ぶっかけうどんのうどんとお出汁とカリカリの天かすとミョウガが一体になる感じ、美味しいですよね。釜明太バターは茹でたてほやほやの柔らかくてもっちりしたうどんにバターと明太の塩気と青しその風味が絡んで、一口一口が惜しまれる旨さです。
一方、当方関西者ゆえ、うどんは語れてもまだ蕎麦を語る言葉を持ち合わせておりません。鷹匠の蕎麦はとても美味しいのですが、それって、あの店の空間をひっくるめての「美味しい」な気がします。のんびりできるんだけど、凛とした空間です。朝からやってるので、朝蕎麦なんてのも、粋だねぇ。
 
以上、ランチ情報でした。どれもこれも美味しいのですよ。ああ今すぐアレとかコレとか食べたいわぁ。ともあれ、お腹が満たされたところで次回に続く…!