今週のうわ言:バジル食べれない問題と平和パフォーマンスにもやもやする件

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仕事で緊急トラブルに見舞われていた一週間の間に、オバマさんが通りすぎたり(伊勢から広島へ)、季節が梅雨に変わりつつありますね。
粛々と水をあげ続けていたら、バジルもふわふわの奴も好き放題に伸びてきました。写真はバジルと同じタイミングで買ったふわふわの観葉植物です。バロータっていう名前なんですが、葉っぱがものすごーく柔らかくて、触ったらほわっほわしてて病みつきになります。それを見越したのか、鉢に刺さったタグには「思わず葉に触れてしまった方、それはきっと運命です。是非お買い求めください。」との文章。う、思わず買っちゃったよ。
バジルはベランダに出しているので、夜に帰宅するとしんなりしており、慌てて水をやると翌朝はシャキッとしている、というのを繰り返して、ちょっとずつ伸びてます。その健気さにやられてしまい、今週は1枚も食べられてないんだな、、バジ子を食べるなんて、私そんなことできない…!でもいつか、その愛ゆえに食べてしまいたくなるときがくるのでしょう。人と野菜のアンビバレントな運命ですね、はい。
ところで話は変わりますが、昨日のニュースを見て、どう思いましたか。オバマさんの広島訪問が歴史的だの、核なき世界へ向けてだの綺麗にまとめていましたが、私はあんまりしっくりきませんでした。いちアメリカ人の訪問としては歓迎しますし、それが高齢化している被爆者の人にとっての許しや癒しに繋がることはいいことだと思います。でもそれって過去の出来事の和解でしかないなと。任期終了間近に、超権力者であるアメリカの大統領がやってきて平和を訴えても、で、お宅何してくれるんですっけ、と思ってしまいます。政治家は実行してなんぼですもの。
加えて、オバマさんが白人ではないので、爆弾を投下した国の長、という生々しさを感じさせないのもうまく出来てるなぁと思いました。戦後70年も経ったんだなぁ、言ってもこの人直接関係ないもんなぁ、そんな印象です。
日本だって原子力発電所をたくさん国に抱えているのだし、唯一の被爆国だけど、核非保有国じゃないでしょと思っているので、双方分かった上での平和パフォーマンスなのですよね。わかっちゃいるけどモヤモヤする出来事でした。
ちなみに私は原子力発電は減ったらいいなぁと思っている人間ですが、地方の何もない地域にとって、発電所がお上から与えられた巨大産業かつ財政支援であり、なくなったら立ち行かないという構造のほうが問題だと思っています。うちの地元も何にもないから、何度も発電所誘致の話が出て、反対運動が起こり、結局作らないままになっています。今となっては作られることはないでしょう。もし作っていたら、一時的に地域の活性化になったと思いますが、その土地はずっとアンタッチャブルな状態であり続けるってことですよね。なんというか、ドーピングみたいな政策だなあと思います。他力で身を滅ぼしかねません。そもそも、田舎が本当に豊かになるって、どういうことなんでしょうね。経済成長って言ってるけど、どこかが成長すると、別のところから何かを奪ってしまう気がするし。何をもって豊かとするのかという基準から見直さないと、ついドーピングに走りたくなるんじゃないでしょうか…難しい問題です。

以上、業務トラブル対応のち熱だして寝込んでる現場より、今週のうわ言でした。大口叩いてごめんねぇ。

古着買取サービスを使ってみたら、40着→4000円でした・・・

服を借りるだの、着物を買いたいだの言っておりますが、実は私、洋服もたくさん持っています。長時間労働のストレスとかけて、若気の至りと解く。そのこころは、無計画なショッピング。ゆえに着なくなった服が大量に生まれるわけですね…。アホなことをいたしました。三十路となった現在は深く反省し、多少計画的になったのですが…今の部屋はクローゼットもコンパクトなので、1着買うと1着あふれるような有り様です。つまり、服は買うんじゃなくて、借りざるを得ない。和服を買ったのなら、洋服を捨てざるを得ない。右の頬をぶたれたときは、左の頬を差し出さねばならない。いやちょっと違う。

何よりも、あのワンピもこのパンツもあそこのTシャツも、もう数年着ていないのです。分かってはいるんですが、引っ越しの度に連れてきたんだと思うと着ていないのに愛着だけが募ってしまいます。でも間違いなく着ていません。そこで、この度一念発起し、春夏の服を入れ替えたタイミングで不要なものを売りに出すことにしました。プチ断捨離です。

サービスはフクウロにしてみた

さあどこに送ればいいんだと思って検索したところ、しましま生活さんにまとまった比較記事があったので全面的に参考にさせていただきました。世の中には本当にありがたい情報を共有する人がいるものですね。内容を見たところ、フラットに買い取り金額が高く、段ボール無料や査定が迅速などの条件的にもよさそうな「フクウロ」を選択。ナチュラル系だと「ドロップ」というサービスもよさそうですが、先ほど若気の至りと書いた通り実に節操のない服の買い方をしているため、ナチュラルなブランドも個性的なブランドも混在しております。正直面倒なので一括して「フクウロ」にしました。サービスの詳細などは下記の記事も参考にしてください。

shimashimaseikatu.com

段ボールを手配して、発送してみた

自宅に段ボールを保管しておくほどのスペースもないし、送りたいときに資材がなくて困ったことはないでしょうか。その点、買い取りサービスの主なものは段ボールを無償で送付してくれるので助かります。まあ、発送資材を配送するという本末転倒ぶりに軽い罪悪感を覚えてしまうのですが…なんだか燃費悪いですよね。

ともあれ、段ボールはこんな感じ。大小から選べるので大きい方にしました。サイズ比較のためにハンガー置いてみましたが、分かりますかね…

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服の入れ替えの際に、「①着る/必要」「②着るかもしれないけど、着ないかも」「③(2シーズン以上着た記憶がないから)たぶん着ない」の3つに分けて山を作り、①はたんすの中へ。②は保存ケースへ。③は何も考えずに段ボールの中へ。この何も考えないというのが大事ですね。着なくなった服に何の未練がありましょうか。 煩悩を、捨てるのです…!かの有名な「ときめき」を採用してもよかったのですが、今回はとにかく感情を込めない方向で行ってみました。
今回査定を依頼したのは全部で40アイテムです。内訳は下記の通り。
 
<査定に出したアイテム>
・ジャケット、ショートコート 2着
・スーツ 2セット
・ボトム、スカート 11着
・ワンピース 6着
・トップス 17着
・マフラー、ストール、手袋、ベルト 各1個 
 
詰め込むとこんな感じです。春夏物が多かったので、大きい段ボールでもいっぱいになりませんでした。
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あとは着払い伝票を貼り、コンビニに持ち込みました。

査定額は、思ったより安かったけど…

たしか発送して2-3日で査定額の連絡が来ました。場合によっては5日ほどかかると書かれていたので、早いなぁという印象。で、パッと見て「安っ…!」て感じです。しょんぼり。合計4050円也。個別の金額なんですが、やはり誰が見ても分かる著名ブランドで状態が良いものが金額高め?についていました。1番高かったのがマルジェラのニットワンピで1000円。これは7-8年前にシーズン後の半額セールか何かで買ったもので、たまに着てみるもののしっくりこなくてタンスを肥やしておりました。次いでポール・スミスのカーディガンが500円。これはだいぶ着飽きていたのでラッキーかも。その他、アーバンリサーチ、ガリャルダガランテ、ディーゼルコムサ、ラグシーあたりがそれぞれ200~300円。個別に値段がついたのが26点。残りはまとめて50円。しょんぼり。
もうちょっと値段ついてもよかったんじゃない、と思ったのはインポートもののシルクジャージーの派手な柄ワンピ。まさかの50円。ううむ。そしてその他50円にまとめられている中の、やっぱりインポートもののTシャツやワンピース。ちょっと変わった柄や生地が好きでブランドを気にせずに集めていたのですが、世間のメジャー度に負けた感じ。うぅ。全てうまく着こなせなかったものばかりなんですが…まとめて50円て。これは査定上ノーブランドであるためにまとまっておるのだそうです。そっかぁ、ノーブランドかぁ…
査定金額に正直がっかりして、買取りにするか引き取りにするか1週間ほど迷ったのですが、引き取っても次にどこに出すか悩ましいし、純粋に場所を取るし、もう一回見たら売る勇気がなくなりそうだし(でも場所はないし着ないし!)…とアレコレ考えて、思い切って売却することにしました。

スペースが、時間を生むらしい

服が減ったら部屋はすっきりしました。タンスに隙間ができて、心にも少し隙間ができました。ちょっとさびしいですが、次が楽しみな気もします。今回の買取から分かったこととして、まずメジャーブランドは古くても売れました。割とスタンダードなタイプの服だったことも関係していると思います。ブランドを聞いて知らないようなインポートものは値段と購入時期・着用期間に関わらず査定価格が付きません。つまり、新しくてあんまり着てなくて高価であっても無理。で、当たり前ですが買ったときよりは果てしなく値下がります。
服を購入→売却というサイクルで考えると、市場価値の高いブランドものをタイムリーに購入して早期に売り払って循環というのも(贅沢ですが)あるかもしれません。新車を3年ごとに買い替えるような感覚です。ただし車と違って服はどうしても着用ダメージがでるので、ヴィトンの財布のようなブランド品か、コレクターやファンの多いハイブランドでしか実現できないのではと思います。その他の服、セレクトショップ系のアイテムから「誰も知らないけど私は好きな服」的な服まではまちまちですが、基本は数を抑えて着たおす方がお得ですね。そして、自分なりに「着たおした」と思ったら捨てるよりは買取に出して、タダよりラッキーくらいの気分を得ると。個別にオークションに出したりフリマアプリを使ったりとマメにやれば違ってくるのでしょうが、いち社会人としては手間を考慮して判断したいところです。
今はレンタルサービスを利用することで「新しい服を着たい欲求」は満たされているので、無駄買いを抑えつつ、ずっと着れそうな「これぞ!」というものを少しずつ集めていくのがよいなぁという、まあまあ当たり前の結論に至りました。
最後に、断捨離(プチだけど)をしようと思い立ったコラムを引用して、次なる断捨離に向けて頑張りたいと思います。ドイツ人の義母について語った文章です。
義母は身の回りの品の整理もお手の物。日本で断捨離が流行る前から、夫が亡くなったのを機に、たくさんの物を整理しました。「タイム=スペース」というのが暮らしの哲学で、「スペースを作る(物を減らす)ことで、自由な時間が生まれる」と、今自分に必要な分の家財道具を見直して、洋服も「これからはパンツスタイルだけにする」と、他の服を潔く捨てて周りをびっくりさせました。…(暮しの手帖80号「すてきなあなたに」より)
このお義母さんのようにパンツ一辺倒という訳にはいかないのですが、服が減ったら服を選ぶ時間が減って、洗濯をする量も減って(これはレンタルサービスのせいでもある)、確かに少し時間に余裕が出た気がします。今となっては、時間が一番貴重なんですよね。時は金なり改め、金より時なり、です(まぁ、お金も大事だけどね)。

道成寺とセットでどうぞ。御坊・川常の香ばしいうな重

暑くなると、鰻が食べたくなりますねぇ。ブログで鰻を扱うのは2回目ですが、そもそも私年に1回くらいしか鰻を食べない人間です。だって高いのだもの。この頃は特に。蓬莱軒のひつまぶしなんて、さっき調べたらなんと今3600円に値上げされてるんですってね、奥さん…!私の最後の記憶は2000円台だったと記憶してるんだけどなぁ…

さて、どちらかと言えば珍しさゆえに記録しておきたくなる鰻ですが、今回は地元で有名な鰻屋「川常」に行ってきたので名所と共に紹介します。

道成寺に行く前に・行った後に、鰻でランチ

和歌山県御坊市には能や歌舞伎の演目で有名な道成寺があります。和歌山県はまぁ全般的にアクセスの悪い県ではありますが、万が一出張や観光に来た際にはぜひ一度お立ち寄りください。

で、たぶんこういった場所なのでランチに困るであろうということも兼ねて、近くの鰻屋さんを紹介する次第です。近くと言っても車で10分くらい(たぶん)でしょうか。電車の場合は、道成寺ー御坊間をJRで1駅、御坊駅から徒歩か紀州鉄道という超ローカル1両列車(これはさすがに超地元民じゃないから乗ったことない)の「学門駅」というのが最寄りだそうです。たぶん電車はとても面倒だと思うので、車でなければタクシーをお勧めしたいです。

なかなかの人気店で、休日のランチはほぼ待ちます。行列を作るのではなく、名前と電話番号を店の人に伝え、空いたら電話をくれるというシステムです。店の脇の駐車場で時間を潰すもよし、海辺をぐるっとドライブするもよしです。我々は祝日に訪問したからか、12時過ぎについて、席に座ったのが12時半過ぎ、注文したものが出てきたのは1時過ぎでした。

 メニューはこんな感じです。両親と私の3人で訪問し、私と父はうな重を、母はお昼定食を注文。2860円って、ほぼ私の1週間の昼食代やで…

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お得なお昼定食はこんな感じ。鰻はこぢんまりですが、うざくもついてて母は満足そうでした。
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そして来ました、うな重。さすがにみっちり詰まっています。特重だとこれ以上何がどうなってるんでしょうか。
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私は名古屋のひつまぶしをきっかけに鰻を好きになったので、炭火で炙られた表面がカリッと香ばしい焼き方が好みです。備長炭が名物の土地柄ですから、香ばしさはとてもよかったです。脂は結構しっかり乗っており、食べ終わったら超・満腹になりました。加えて昼間から調子にのってビールも飲んだせいか(ビールはヱビス)、この日はこれで食事終了。夜ご飯はお腹が空かずに食べられませんでした。ううむ、年のせいか食べれなくなっておる…。
テイクアウトもあるので、地元民としてはちょっとした手土産にも重宝するお店です。注文してから出てくるまでに少々時間がかかりましたが、繁盛店らしく店員さんの対応もきびきびしており、気持ちいいです。わざわざ来る人がいるというのも納得。
 

道成寺は、本当は良縁のお寺のはずなんだけど…

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鰻を食べたついでに、道成寺にも寄ってきました。名所旧跡は近いと却って行かないものですよね。和歌山県最古のこのお寺は創建が701年。えーっと、確か大宝律令の年だったか…?なんせ古いです。「安珍清姫」で一躍有名になってしまい、私もそのイメージしかなかったんですが、元々は宮子姫という文武天皇の后にまで出世した女の人が建立した、女性が良縁を得て出世したことに因むめでたいお寺です。良縁を得たい女性、出世したい女性にはご利益があるそうな。
境内はすっきりとまとまっていて落ち着いた雰囲気なんですが、歴史のありがたみを感じたければぜひ宝仏殿へ。私も初訪問でしたが、とても立派な仏像がずらりと並んでいて壮観でした。本尊は千手観音、その両脇を固める日光・月光(どうでもいいですがこのにっこう・がっこうっていう響きが好き。ヤ〇坊〇ー坊的なリズム感)と共に国宝らしいです。1本の木から彫り出してる(一木造りというらしい)のがかっこいいですよね。その他、大きなお釈迦さまや干支にちなんだ仏像が20体以上まつられているので、密集感がすごい。空気が濃ゆいというか、文字通り一堂に会しております。
また、宝仏殿では数十分おきにお坊さんが解説をしてくれるので、道成寺の縁起から仏像の意味、安珍清姫の絵解き物語まで30分から40分くらいあればまとめて知ることができます。ハイライトはやはり絵解き説法。宝仏殿内の説法部屋的なところ(安珍清姫にまつわる絵画や歌舞伎役者の写真がずらっと並んでてこちらもこってり)に移動し、巻物を紐解きながら、関西らしくちょいちょい笑いを取りつつ話してくれます。笑いを取りに来るのは、真面目に話すと結構ドロドロしているので話をライトにする心配りかもしれません。先ほど言った通り本来は女性が良縁を得られるありがたい寺なのに、男を追っかけて身を滅ぼした女の人のせいで、平安時代以来、ただただ男女のスキャンダルを語ることに終始してしまっているという、皮肉な巡り合わせのお寺なんですね。まぁ、そのおかげで有名なんですけども。
説法は、最終的に仏教のありがたい教えに結び付ける必要があります。ストーカー話を終えたところで道成寺が出した結論は「西方極楽」(西の方に極楽があるという意味)ではなく「妻方極楽」、つまり奥さんを大事にしたら家庭は平穏、女の人を怒らせたら怖いですよ、とのことでした。うーん、だいぶ中間取ったというか、丸めてきましたね。
ちなみに、説話に則るように鐘はありません。大昔、大晦日に訪問したら除夜の鐘どころか鐘自体がなくて、ああそうか、安珍が鐘の中で焼かれたんだっけかと妙にリアルに感じたものでした。再建したものもまた持ってかれたとかで、今は京都にあるそうな。このへん中々因縁めいてますね。
 
という訳で、なかなか見ごたえのある道成寺と、食べごたえ十分の鰻のセットでございました。こってりしてますけど、食い合わせは悪くないと思いますよ。

ひとり暮らしの献立1週間:育てて…食べちゃう!5/22週

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先週末業務上の緊急トラブルが勃発し、今なお対応に追われ、かつまみれております。どうせまみれるなら、猫まみれになりたい。今週の献立を水曜に書いている後手後手感は否めませんが、もう備忘録的に書いておきます。

さて、今週のテーマは「そうだ野菜だしでトマトソースを作ろう」です。あと「買ってきたバジル食っちゃおう」というのもです。

みなさんは、家で育てたら便利そうな野菜や果物について考えたことはありませんか?キャベツや人参なんかの常備菜も便利でしょうが、私が考えて思いついたのは、レモン、ミニトマト、バジル、ルッコラ。なんだか地中海性気候ですね。別にイタリア料理が作りたいわけではなく、常備してないんだけど、それがないと料理が締まらなくて、思いついたときに「ちょっとだけ」あればごはんが美味しく、お洒落に仕上がるものが欲しい、と思ったんです。ふと思いついたときにベランダに1個レモンが成ってたらぐっとくるなぁと。実際には旬があるからレモンの消費に追われる確率の方が高いですが…。ともあれ、自他ともに認める園芸オンチである私は、自分のレベルを自覚し、いきなりレモンではなくまずバジルから始めることにしました。ある程度生育したポット苗なので、買って来たらすぐに食べれるというイージーさです。わーい食べるの楽しみ。

5/22~29の献立予定

  • 日:(昼)わかめラーメン(醤油味)
  •   (夜)チキンピカタ&ほうれん草茹でたののトマトソース、アボカドとひじきのマリネ、スパークリングワイン
  • 月:トマトソースのパスタ、アボカドの残り、スパークリングワイン(パスタをレンジで茹でる・トマトソースをチンする→お皿に盛り付け/サラダはそのまま) ※トラブル対応で深夜帰宅、なのに食べてしもうた…
  • 外食予定
  • 水:ギョーザ、ほうれん草おひたし、ビール、(ごはん)(冷凍餃子を焼く、ほうれん草を解凍して味付け)※トラブル対応、食べれる時間に帰れず
  • 木:梅とろろうどん、ちりめんごはん(だしを取ってうどんつゆをつくる/冷凍うどんを茹でる/ごはんを解凍する)
  • フラメンカエッグ、ワイン残り(トマトソースにソーセージ・ほうれん草を入れて温める・卵を割り入れて半熟にする)
  • 土(昼)残り物(カレーかな)、インスタントスープ(残り物を解凍したり温めたり/湯を沸かしてスープを作る)

【献立メモ】

今週活躍したのは茅乃舎の「野菜だし」と、だしを買ったらつけてくれる「お料理読本」。もうすっかり有名な茅乃舎ですが、レシピが簡単で美味しく仕上がるので、新しいのをもらうたびに取って置いています。だしパックとしてだしを取るだけでなく、パックの中身を混ぜ込んで味付けするレシピもあり、調味料要らずで楽ちん。もはやこれは料理なのか?と自問したくなるほど簡単だったりします。でも美味しい。

【事後メモ】

水曜の献立を木曜に作ったので1食食べれず。大判の餃子はたねがたっぷり詰まっているので6個もあれば満腹です。また、週後半の野菜が不足しがちな時期にほうれん草の茹でたのは便利でした。

金曜のフラメンカエッグは“もどき”です。元々スペイン・アンダルシア地方の料理だったかな。近所で食べて美味しかったんです。唐辛子の効いた辛口のトマトソースに魚介類と卵を入れてチーズをかけた料理でした。“もどき”の方は、フライパンでトマトソースとソーセージを温めて、卵を落として半熟になるまで蓋をしたもの。味は違うけどそこそこ旨い。

日曜日の下準備・調理

【材料】

  • 家にあったもの:玉子(2個)、乾燥わかめ(適量)、鶏むね肉(冷凍・残り)、冷凍カレー(1食分)、冷凍うどん1玉、冷凍ギョーザ、冷凍ごはん、袋ラーメン1食、トマトホール缶1つ、梅ぼし1個、とろろ適量、チリメン適量、茅乃舎の野菜だし2つ、レモン汁適量、各種調味料
  • 購入したもの:ベーコン3枚、ソーセージ4‐5本、アボカド1個、乾燥ひじき5g、ビール、ワイン
  • 家で収穫したもの:バジル(適量)

【下準備&調理】※ラーメンは省略

  • 野菜、ベーコンを切る:ほうれん草を4等分にする/玉ねぎ(1個)をみじん切りにする、ベーコンを細切りにする/アボカドを切る
  • ほうれん草をゆでる:深めのフライパンでさっとゆでて、ザルに上げる。冷めたら今日使わない分は小分けにして冷凍。
  • トマトソースを作る:同じフライパンをさっと流して、オリーブオイルでベーコンを炒めた後、玉ねぎを加える。玉ねぎがしんなりしたら、ワイン大2を入れる。トマト缶、水100ml、袋を破った野菜だしを入れて、トマトを潰しながら煮込む(15分くらい)。翌日の分を冷凍庫に、残りを1食分にして冷凍保存。
  • アボカドの和え物を作る:ソースを煮ている間に。乾燥ひじきを水でもどす。ボウルにオリーブ大4、野菜だし1袋分、レモン汁小2をまぜる。アボカドともどしたひじきを混ぜて完成。半分残して翌日用に冷蔵庫へ。※翌日の残りはやはり変色しました。
  • チキンピカタを作る:ソースを煮ている間に、鶏肉に酒と塩コショウを振ってなじませておく。卵を溶いて、肉をくぐらせてフライパンで焼く。

で、どこよバジルは、とお思いですね。火曜のパスタにおもむろにまぶす、金曜のメニュー「フラメンカ・エッグ」(トマトソースに玉子を落として半熟にしたもの)にさりげなく散らす、という風に、ゲリラ的な使用を想定。思い立ったら5秒でバジル、ですもの。ノープランですよ。

あとは、アボカドのマリネが簡単なのにとても美味しくて、かつ栄養価も高くて大満足だったことをお伝えしておきます。

しあわせな夕方

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なんの予定もない休日は

午後からぶらりと散歩をしたり買い物をしたりして、4時頃に帰宅。コーヒーを入れて、お菓子を用意して、ベッドをソファー代わりに読書をします。晴れた日は2つある窓を両方開けて。雨なら雨でそれもよし。日が沈んで電気をつけないといけなくなるまで、自分のための時間とします。外で人があれこれ活動しているんだと思うと、引きこもってるのがとても贅沢な気がするんだな。それに、夕方ってちょっと寂しい気持ちになりませんか。子どもの頃から家族と一緒にいても夕方は妙に寂しい。だから本や雑誌に夢中になっている間に夕方を過ぎて、夜になるとほっとします。1日は夜で終わるのに、夕方が1日の終わりに感じられて、夜は夜で始まりと終わりがある気がする。いつも夜の半分くらいで眠るから終わりを感じないで済んでいるけれど、たまに夜通し読書にふけったり明け方に目が覚めてしまったときには、朝の始まりよりは夜の終わりを強く感じます。
 
さて、今日の読書タイムは雑誌を2冊。まずはSAVVY5月号「関西美術館さんぽ」特集。大阪に住むようになってから、買うようになりましたねぇ、SAVVY。関西の街系情報誌ですよ。Hanakoの関西版的なイメージです。関西の美術館は初訪問のところが多いので、直近の計画を立てようと思って購入。都内の美術館は近いのが魅力ですが、関西の場合は複数県にまたがっているので移動が少々面倒です。が、セットで遊んで帰ろうという楽しみもあります。まずは、神戸市立博物館が日本画展示を充実させていてよい感じ。本当に日本美術ブームですね。私もミーハーですけど。来週までの鶴亭展(「我が名は鶴亭ー若冲、大河も憧れた花鳥画!?」~5/29まで。花鳥画を"かっちょいいが"と読ませるセンスは…)、次の企画展「ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞」(2016/6/18~8/28まで、やはりサブタイトルが個性的)両方とも気になります。博物館は外国人居留区にあって周囲の雰囲気が良いので、美味しいランチと一緒に出向きたいところ。
そして、良いらしいという情報を得つつもいつでも行けるやと思っていた大阪市立東洋陶磁美術館中之島。内容もさることながら、建物が素敵らしいです。宮川香山展(「没後100年 宮川香山」~7/31まで)をやっており、不勉強でこの方知らないのですけど、ポスターにもなっている壺の上に載った猫がハウキュート!なのでこの機会に観にいきたいと思います。そして同じく中之島で「始皇帝と大兵馬俑展」が…!兵馬俑は人生で必ず見たいものの1つですなんですが、なんと来てくれるのね、ラッキー。混雑するのかしら。国立国際美術館にて2016/7/5~10/2まで。夏のマスト展示ですね。大阪だと日本民芸館@万博公園も1回行っておきたいですが、民族博物館とセットで行きたいし、わざわざ万博公園まで行くんだったら噂の「ニフレル」も行きたいんですよね。1日3か所は無理かなぁ。
京都だと細見美術館がやっぱりいいです。今開催中の「杉本博司 趣味と芸術ー味占郷」(2016/4/16~6/19まで)は、杉本博司が自身の名を明かさずに著名人をもてなす雑誌の連載をもとに、そこでしつらえた床飾りを再現したという変わった企画展。なにこれ絶対面白いでしょう。行く!その後には若冲展も控えており、何度か通うことになりそうです。
滋賀県だと滋賀県立近代美術館にも1度行きたいです。7月からバーナード・リーチ展をやるみたいですが、先日見た志村ふくみさんの作品をたくさん所蔵している美術館なので、志村さんの常設展示がやっているときを狙うかなぁと思っています。
というわけでSAVVY特集はとても役に立ちました。美術館と一緒に周辺のおすすめレストランも載せてくれているのでありがたいです。初めての場所だとランチに悩みますよね。
備忘禄として行きたい美術館のHPを掲載しておくので、よろしければ参照ください。
 

関西の行きたい展示会:会期の迫っている順に

最後に

もう1冊の雑誌を読む前に眠気が襲ってきて、遅い昼寝を楽しんだことを付け加えておきます…ああ、こんなんだからひとり暮らしをしすぎて結婚できないとか言われるのよねぇ。しかも読もうと思ってたの『ひとりで歩く京都本』だもの。でもこれ絶対役に立つと思う…

ひとり暮らしの献立1週間:ビールが飲みたくて餃子を作る、5/15週

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暑くなってきましたね!大阪は今週末大そう暑うございました。それにともなって、晩酌時のビールの飲みごたえが夏仕様に変化。改めて季節を感じます。舌ではなく喉で味わう感じ。液体が体に流れ込むもっと手前で染み込む感じ。350ml缶がちょっと少ないと思ってしまう感じ。そうして、軽く酔っ払いつつ、こうやって何も変わらないまま何度も同じ夏が巡ってくることに、呆然としてしまいます。

さて、ビールに一番合う食べ物は餃子であると信じる私は、ビールの季節到来を祝うために餃子を大量生産することとしました。時折無性に食べたくなるので、餃子は作りなれたおかずのひとつです。肉と野菜と炭水化物が一気にとれるし、ビールだけでなくごはんにも合うという。ああパーフェクト。惜しむらくは具材のキャベツ(もしくは白菜)を刻むのがとっても面倒くさいということですが、餃子さんのためならエンヤコラと気合を入れました。

得意料理というのは自分のためにも作るし、誰かのためにも作ります。餃子はみじん切りにしたりタネを包んだり、無心になれる作業が多いので、色々と思い出すことも多い。ただただひとりで作った餃子の合間に、誰かと一緒の楽しい思い出とちょっと悲しい思い出が入り混じる、私的“ひとり暮らしの味”です。

あ、あと今週は蒸しナス大活躍、というのも裏テーマですよ。

5/15~21の献立予定

  • 日:(昼)冷やし中華
  •   (夜)餃子、蒸しナス×生姜醤油、ビール、(ごはん、トマトと卵のスープ)
  • 月:トマトと卵のスープ、のにゅうめん、コールスローもどきサラダ(スープを温めてそうめん1把を投入して茹でる/みじん切りキャベツにハムを混ぜてマヨネーズをかける) 
  • ごはん、豚肉とナスの炒め物、インスタントスープ(豚バラ・蒸しナス・玉ねぎを炒めて味つけする/ごはんをチンする/スープに湯を入れる)
  • 水:豚肉とキャベツの蒸したの、なすとキュウリのピリ辛和え物、白ワイン(豚肉とキャベツを重ねて蒸す/ナスに味をつける)
  • 木:カレーうどん、ナス残り(解凍しておいたカレーを伸ばしながら温める→あげを入れる→冷凍うどんをいれる/ナスが残ってたら味付け)
  • チルドピザ、ワイン(…ピザをトースターで焼く)
  • 土(昼)チャーハン(玉ねぎと卵)、インスタントスープ(具材を炒めてチャーハンを作る/湯を沸かしてスープを作る)

【献立メモ】

餃子のレシピは毎回変えています、というとプロっぽいですが定番を決めていないのでその時々で検索したりレシピ本を見て作ります。今回は暮しの手帖74号(2015年早春号)が大・大活躍。「秘伝の餃子」なるレシピを前面に参考にしたのと、同じ号に掲載されていた作り置きおかずの「蒸しナス」レシピを全面導入。持つべきものは親とバックナンバーですね。

餃子にカレーにピザと、男子大学生か若手サラリーマンのような献立になってしまっていますが、足りない野菜は社食の昼食で補っております、悪しからず(これも男子大学生みたいですね)。

【今週の反省・5/22追記】

トラブル対応でなかなかハードな一週間。最近のピザってチルドでも美味しいですね。疲れた水曜日に前倒しました。お疲れさんの金曜は家で食べる気がしなくて外食。美味しかったけど、家の方が寛げるなぁと思うのはよいことなんでしょうか悪いことなんでしょうか。しかし、またカレーを食べず終いだった。冷凍とはいえ、早く食べないと。

日曜日の下準備・調理

【材料】

  • 家にあったもの:玉子(3個)、冷凍カレー(1食分)、冷凍刻みあげ(適量)、冷やし中華(残りの1食)、そうめん1把、各種調味料
  • 購入したもの:豚ミンチ肉(100g)、豚バラ肉(200g)、豚肩ロース肉(200g)、玉ねぎ(1個)、ナス6本、キュウリ1本、トマト1個、キャベツ1/2、餃子の皮(大判)、ハム1パック

【下準備&調理】

①朝の準備

  • ナスを蒸す:ナスはヘタとお尻の部分をカットし、2個ずつラップにくるんで600Wで3分チンする。粗熱が取れるまで放置し、皿2枚で上から押さえて水切り後手で食べやすいサイズに割く。できたものはタッパーに入れて保存(冷蔵庫で4~5日程度持つそうです)。
  • 野菜を切る:キュウリは半分を細切り(冷やし中華)、残りを乱切り(和え物)。トマトは1/4を薄切り(冷やし中華)、残りを適当に(スープ用)。玉ねぎは1/4をくし切り(炒め物用)、1/4をみじん切りに(スープ用)。キャベツは3/4をみじん切り(大変…)、残りを一口大に(蒸し物用)。今日使わないものをすべて冷蔵庫に保存。
  • 肉類を切る:ハム2枚を細切り(冷やし中華用)、残り3枚を細かく切る(コールスロー用)。豚バラ肉と豚肩ロースはパックから出してラップに平たく包んで冷凍庫へ。
  • 冷やし中華を作る:麺を茹でて、キュウリ・ハム・トマトと一緒に盛る。

 

②夜の準備

  • 餃子を作る:キャベツに塩を振ってしばしおく。豚ひき肉に水大さじを入れてひたすら練る。白っぽくなったら日本酒・ごま油各大1、醤油・オイスターソース各小1を入れて再度練りまくる、水を絞ったキャベツをいれてさくっと練る。ボウル内でならして、スプーンで線を入れ、それぞれ皮につつんでいく(例えば皮が24枚なら8分割して、1部分で3つ包める…はずなんだけど、まさかの皮が20枚という根本的ミス…!それだけでなくても必ず余るのに…)→今日食べたい分だけ焼いて、残りはくっつかないように気を付けつつジップロックに入れて冷凍。
  • スープを作る:400mlの水に鶏ガラスープを入れ、玉ねぎを加えて煮込む。煮立ったらトマトを入れ、柔らかくなったら適当につぶす。卵を溶いて入れる。※結局餃子でお腹いっぱいになってしまい、翌日まとめて飲むことに(なってしまったので、にゅうめんにする)。
  • ナスを和える:ナスを盛って生姜醤油をかける。

世の中の人は餃子のタネが余ったらどうしてるんでしょうか。私はとりあえずラップで包んで冷凍しました。うーん。とりあえず後で検索しよう。みじん切りのキャベツも余ってしまったので、これはサラダにすればいいかと。

日曜は午後から出かける予定だったので、午前中に準備、帰ってきて料理、としたのでトータル3時間半くらいでしょうか。ちょっと頑張って疲れました…でも頑張った分、熱々餃子とビールでいけてる晩ごはんになりました。ぷはー。

なつめさんとくるみさん、初夏のリラックススタイル

お久しぶりのなつめさんとくるみさん、近況報告です。

あたたかくなってくると、なつめさんは目立って“伸び”ます。白いモフ毛を盛大に振り撒きながら(生え代わりの季節ですね)、それでもなおもっふりとした毛は冬用の毛布のような安心できる暖かさ、あらため、締め切った車内のような暑苦しさ、なのだと思います。とにかく、寝姿にしまりがない。脇、腹、股など、本来であれば女子がしまっておくべき箇所を大盤振る舞いして暑さをしのいでいます。
例えば、天井に近い食器棚の上。でろーん、と腕を垂れ下げて眺めています。
「お腹と顎と脇が涼しい」とのこと。まぁ、なるほど。
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上を見上げて「なっちゃんたら、だらしない」と非難する我々を見下ろし、ちょっと楽しんでたりもします。
なつめ「ふふふ、皆が私に注目してるわ」
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地面ではもっぱら横延びを。やはりお腹を壁につけると涼しいらしく、至福の表情。
なつめさん、ここがサバンナやアマゾンだったらどうするの?ワニやライオンにあっという間にぱくっとやられるでしょ?
あまりの警戒心のなさを戒めるべく、私はなつめさんにそう呼びかけるのですが…
なつめさん的には、アマゾン?なにそれ食えんの?とのことでした。うん、そうだよね。蝶よ花よの温室育ちだもんなぁ。
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ちなみに…くるみさんは主に毛量の違いからまだ暑さを感じていない様子。体の柔軟性を活かしてやたらとコンパクトに眠ります。なつめさんが無防備の極みだとしたら、くるみさんは防御力抜群な感じ。模様と相まってアルマジロかアンモナイトのような寝姿です。くるみさんそんなに丸まって苦しくないの?という問いには、「自分、猫ですから大丈夫っす」とストイックなお答えでした。
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