泊まれる本屋って漫喫に泊まるのと何が違うん、と思って

今日はSMAP解散騒動あたりを取り上げるべきなんでしょうが、スマスマ見てないし、同じ時間のオイコノミアの「アートの経済学」見ちゃったし(しかも途中で気づいたけどこれ再放送だったし…!)。

だから、Yahoo!ニュースを見ていて気になったのはこれ。本を読みながら寝落ちできるのが売りのユースホステルらしいです。

headlines.yahoo.co.jp

「泊まれる本屋」ってちょっと素敵な響きだし、「真夜中の動物園」みたいな非日常感。と思いましたが、よく考えたら漫画喫茶に泊まるのと同じようなものでは?という疑いがぬぐえません。何が違うねんこれ、と思っておサレなウェブサイトを見たところ、どうやら本屋というよりブックカフェにベッドを置いてるような感じです。場所も雑居ビル内だし。

お値段は4000円前後で食事なし、シャワーと洗面所・トイレが共用でサービスもほぼなし。以前ファーストキャビンに泊まった時が5000円で、部屋こそ狭いですがアメニティ一式と大浴場がついていて大満足でした。で、漫画喫茶でナイトパックが2000円と考えると、その折衷案的な価格設定で、やや高めでしょうか。

ちょうど来月東京に遊びに行こうと思っていた私。友達には誰にも声をかけていないけど、ちょうどいいやと思って予約してみました。通常のホテルと違ってクレジット決済のみで8日前までしか無償キャンセルできないのでご注意を(って私がね。備忘録)。

予約しておきながらなんですが、私「本を読みながら寝落ちする」欲求はそんなにありません。読書に集中しているとき、寝落ちをするタイプではないからです。疲労困憊するまで読み続け、読み切るか集中力が限界まで来たら意思をもって読書を止め、電気を消して寝ます。つまり読書は睡眠のための手段ではありません。ただ、ベッドと本棚が近いと何一つ動かなくてよいのがメリットですね。ベッドにいながらにしてやりたいことが手の届く範囲にあるっていうのは怠惰な人間にとって魅力的です。

よって、ホテルの思惑とは少々ずれるものの、そんな怠惰な欲求と新しくて面白いベッドサイド本との出会いを求めて、一泊してきます。ちょっと楽しみ。

しかし、夜はいいけど、早く昼間の友達を確保しなければ。

bookandbedtokyo.com