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やってはいけない京都・岡崎散策

そうだ、京都、行こう。

素敵なコピーですね。京都に行きたいインサイトを絶妙にとらえています。ある日ふと行きたくなる、心が欲するのが京都。しかし騙されてはいけません。そうだ行こう的なテンションで行った日にはもう、京都は急に表情を変えて、なめてんのかワレと言いつつ往復ビンタをかましてきます。えっそんな。言うてたやん、おいでやすって。思わず頬を押さえながら責めると、ほほほ、顔で笑って嫌味を言うのがうちらの流儀どす、と嫣然と微笑みかえす京都…。なんかずれてきましたが、何が言いたいのかというと、春の京都、特に桜の季節は恐ろしいばかりの観光客の群れと、人気店の行列と、公共交通機関の混雑に瞬殺されますので、ゆめゆめ油断召されぬよう。お気をつけやす。

飛んで火に入る、京都・岡崎散策コース

先週の土曜に京都散策してきました。桜の季節だし、いい季節ネタになると思ったのですが…休日に、桜に、なんかよさこい系の祭りに、大学の入学式までコンボしてしまい、岡崎エリアはほぼ祭り状態。哀れな一般観光客は京都観光のXデーにのこのこやってきてしまったのでした。プランは良かったと思うのですが、とにかく日が悪かったようです。京都は、少なくとも桜の時期はやめとこう…

(0)三条京阪下車、岡崎公園にバスで向かう

という予定だったのですがバスの行列を見て諦め、徒歩で向かうことにしました。20分くらいでしょうか。このときすでに嫌な予感。

(1)グリル小宝で遅めのランチをする

以前知人が美味しいと教えてくれた洋食屋さんへ。道すがらのレストランに並ぶ行列を横目で見つつ…ああやっぱり、15人以上並んでいました。特に今日は入学式帰りの親子が多くて行列がかさんでます。この時点で2時過ぎ。なんと、結局1時間並びました。止めようかと思ったんだけど、他も行列してるし、この機会を逃すと来なさそうだなぁと思ったのですよ。

やっと入れたお店では、一番有名なオムライスを注文。大中小とありますが、小で普通サイズ、お値段650円と驚異のコスパです!評判のデミグラスソースが美味しいのと、卵が比較的ふんわり巻いてあり、ご飯もパラパラしているのでさくっと食べれました。量は小で十分です。なのですが、1時間並んで650円というのが妙に納得いきません…。今度は大勢で行って、いろいろシェアしたいなぁ。あと店員さんの水を注ぐパフォーマンスが面白すぎたのだけど、一人だったから笑えなくて残念でした。あの注ぎ方は激しすぎないでしょうか。
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グリル 小宝 (コダカラ) - 東山/洋食 [食べログ]

(2)平安神宮を散策する

せっかく来たのだから近いし平安神宮でも、と思って立ち寄り。すぐそばの岡崎公園で開催されているよさこいの祭りが賑やかで正直ちょっとうるさい…。あの踊り、ちょっと地方のヤンキー感ありますよね。そこがぐっとくるポイントなんでしょうか。さて、平安神宮の庭園は確かに桜も盛りでよいのですが、色んな植物が短歌と一緒に紹介されていて、平安時代の植物園的に楽しめました。うーん、昔修学旅行で来たのかなぁ。さっぱり覚えてないなぁ。

(3)蔦屋書店・岡崎店を訪問

今回の2番目の目的は京都の蔦屋書店。残念ながら人が多すぎて本屋として楽しめる状態ではありませんでしたが、京都本がさすがのラインナップでしたので、次にどうしようか迷っていたら立ち読みするのもアリだと思います。書店としてはあまり大きくないです。あと2階はまるっとカフェらしくとても素敵そうでした。ひとり歩きの休憩でもいいですが、ああいうのはデートにもいいですよねぇ。

(4)細見美術館で『春画展』を見る

今回の1番の目的は、うれしはずかし春画展なのでした。少し前都内で開催された時にニュースで話題になっていましたが、京都の方も連日行列ができており開館時間が延長になる盛況ぶりです。なんというか、ちょっとストリップに並ぶ興味本位の客みたいでこっぱずかしい気持ちになりつつ、えいやで並びました。待ち時間を減らそうと時間をずらしたんですが、17時頃の時点で20分ほど待って入れました。話題性で行ったようなものの、思ったより絵の状態が良くて、人目にさらされていない錦絵ってあんなに状態が良いのねと感心。肝心の絵の方は私あまりグロいのダメなので(AVも見れない人なので)(←見なくていいんだけど)、正直楽しくはなかったですかねぇ。著名な絵師のものもあり、彼らの並々ならぬ熱意は伝わるのですが、それを美しさや大らかな楽しさといった綺麗な表現でのみ捉えるのはどうなんですかね。西洋の裸婦像とは全く目的も表現も違うし、人間根本的にはエロなのね、くらいの解説をしてもらった方がすっきりします。豪華な絵のいくつかはお殿様のコレクションだったという事実も踏まえると、高級ヌード写真集みたいな感じではないかと。日本画らしい構図の凝った絵や、幽霊に例えた絵などは面白く、中でも一枚だけ、直接的じゃなくて好きな絵がありました。開催期間は残りわずか、4月10日まで。

(5)三条京阪まで戻り、帰宅

バスを探すのはやめて、ぶらぶら駅まで散策。目的地に向かうまでの通り道が楽しいのが、京都だなぁと思います。途中で、昔ながらの銭湯を発見。渋くて、でも人が集まってる感じがして、よさげです。
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最後に、帰りの電車も激混みで1時間近く立ったままであったことをお伝えして、私の“やってはいけない京都散歩”の報告を終わりたいと思います。ああ、とにかく疲れた!お粗末さまでした。
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