ファーストキャビン@築地に泊まってみた

GW初日の金曜に東京へ。今回の宿は前から行きたかったファーストキャビン築地です。以前秋葉原に泊まったので大きな驚きはなかったのですが、同じところ、違うところをメモしておきます。

場所は日比谷線築地駅に上がってすぐ。出口さえ間違わなければ迷わないと思います。入り口入ってすぐはバーになっており、通り抜けるとフロントです。夜ごはんを食べて22時頃戻ったら、バーは外国人観光客でにぎわっており、ちょっと六本木っぽくなってました。私は一杯やってよれよれしつつ、まだまだ夜が長そうな彼や彼女の間を通り抜けてチェックイン。夜遊びにわくわくしない、そんな年頃です。でも、ビジネスホテルと違ってカプセルやB&Bは共有スペースの解放感がいいですよね。旅をしてる気持ちになります。(とかいいつつ速攻寝てしまうのですが)

さて、部屋に話題を移しましょう。女性用のキャビン(個室)のある階は5階、お風呂は7階でした。ワンフロアに25部屋くらいあったと思います。前回もそうですが、中はとても静か。
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前回同様、ベッドのみのブースです。以前利用したセンチュリオンホテルキャビンタワーと違うのは天井の高さと、足元の靴ぬぎスペースの有無。立てるくらいの高さがあるとかなり身動きしやすくなりますし、足元に荷物がおけるので、大きなスーツケースでない限り(あと荷物をベッドの上に置くことに抵抗のない人である限り)、ブース内でほぼ支度が完了します。無駄な出入りが減るので、犯罪を防ぐ意味でもフロアの静かさを維持する意味でもよいのではないでしょうか。
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ベッド脇の荷物入れはこんな感じ。結構ものが入るので便利です。サイズ感分かるようにカードキーを置いてみましたが、わかりますかね…?キャビン内の作りは秋葉原と一緒です。
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扉(シャッター的な)を閉めて、テレビを見るときはこんな感じ。フロア内で音を出すのは禁止なので、ヘッドフォンをつけて見ます。うっすら画面に私が映っているのが気持ち悪いですがご容赦ください。
金曜の夜に泊まることが多いので、土曜の朝目覚めたらまずは寝転んだまま朝ドラを見ます。外の天気もわからない薄暗いブースで寝起きのままテレビを見る自堕落さが、快適なんだな。
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しかし、部屋の上の方にテレビがあると、意外といいのかも…場所とらないし。テレビ離れが叫ばれる昨今、私とてさほどテレビを見るわけではないのですが、奴らはなぜ居間のいいところにスペースを取って鎮座するのでしょうか。テレビという物体=資産だからでしょうか。スマホタブレットも併用される状況だと、テレビってワンオブゼムのデバイスに過ぎないと思うんだけどな…と、家庭におけるテレビの位置付けまでも気にしはじめてしまう、そんなミニマムスペースなキャビンなのでした。
 
お風呂は浴場があり、メイク落とし洗顔化粧水とコットン歯ブラシパジャマなどアメニティは秋葉同様充実。メイク落としは無いときにうれしいですよね。
 
あと築地のメリットはやはり立地ではないでしょうか。出て少しいくと築地場外市場に行けますので、朝ごはんは築地場外で、というのが無理せずできます。もちろん前夜に築地でお寿司っていうのもいいですねぇ。
銀座も徒歩圏でぶらぶらするのがとても楽しい。アクセスでいったら秋葉よりおすすめですね。
 
さて、次の東京訪問はどこに泊まろうか、今から楽しみです。

最近ブログを書いていないのは

上橋菜穂子の守人シリーズにどっぷり浸かっているからで、先ほど7巻セットの本編一番最後(6巻目)である「蒼路の旅人」を読み終えました。このペースはまずいですね。電子書籍で割安だったセットを買ったのが運のつき。約2週間で6冊消化してますから、まず間違いなくGW中に最後の3冊を読み終えてしまうでしょう。食事はなんとか食べてますがテレビを見てないから世の動きに鈍くなってる気がする…。早く読み終えないと生活に支障が出そう、だけど、読み終わったら毎日の楽しみがなくなってしまう…まさに痛し痒しです。

昔からファンタジー、それも歴史物に近いような壮大な話が好きで、「子どもよりも大人が読んでほしい本」、主人公がアラサーなどの情報と、あとはNHKのドラマを見たのをきっかけに読み始めたんですが…。どんなに評判がよくてももうわたくし大人ですから、今さらゲド戦記にはまった中学女子みたいな訳にはいかないわよ、とたかをくくっていたら、あー面白い面白い。もうどっぷりっす。見た目は大人、中身は子ども。名探偵の逆をいく大人で結構です。おかげで今日までにとらないといけなかった新幹線のチケットを取り損ねました。ああ早得取りたかったのに。
私の読書は本質的に現実逃避で、だからこそ異世界の話や寓話的な物語を好み、読み出すととことんのめり込んで制御のできない中毒症状の読み方です。社会人として簡単に危機を迎える自分に不安を抱きつつ、それでも現実を置き去りにできるほどの物語そのものには、癒しの効果があると思います。守人シリーズはもっと耽美な世界観を想像してましたが、結構、硬派。端的な文章とストーリー展開の速さ、登場人物の造形にそれぞれ重みがありつつ互いの距離感が取れているのが気持ちいいです。昔、何の本だったか、歴史物やハードボイルドなどの創作性の強い作品で大切なのは作者と作品の距離感だと書かれていましたが、まさにその距離感がいい感じ。文化人類学の知識も後ろ楯となって、物語に客観性を持たせてるのではと推測します。
それにしても、社会や歴史の縮図のような、スケールの大きいファンタジー作品に女性作家が多い気がするのは何故なんでしょうね。ルグゥインもそうだしローリングもそうだし。世の中を動かしているのは男性でも、その法則を見極めるのは横目で見ている女の人ってことなんでしょうか。そんなことにも思いを巡らしつつ、本編はあと3冊、なめるように読まなければ。

買い物を終えて一言。

そろそろ母の日の貢ぎ物を買わねばならん、と思い立ち梅田にショッピングに出かけたのですが…多いですね、人。ただでさえかさばる自転車で正面突破をしないよう、回り込んだのですがなかなかのものでした。阪急三番街からグランフロントにかけての道沿いは特に人が多く、ここに交差する通りが少しまえに事故のあったところ。急病で意識をなくした人の車が突っ込んだあたりです。事故を警戒してなのか単に休日だからなのか、警察の人が大勢交通整理をしていました。 
まずは刺繍を始めたいという母のために刺繍用品を揃えにユザワヤへ。しかし、なぜ三番街のユザワヤはあんなに場所が分かりにくいのか。地下から入った私が悪いのか。同じフロアにあるキディランドに迷い混んで無駄足に無駄足を重ねてようやくたどり着きました。
私は昔からキャラクターを愛でる習慣があまりなく、キディランドにはまったく縁がありません。たまに通りかかるとちょっと場違いで気恥ずかしいのですが、店全体が強烈なトレンド臭、甘くて華やかでかつ一瞬で消えそうな香りを放っており、見過ごせないのも確かです。ちなみに本日は「おそ松さん」のポップアップショップ的なものがあり、入店規制がかかってました。ほうほう、あれはオタクウケかと思っていたが若い女の子がコレクションするようなウケ方をしているのね、、??いや、今どきの女子がオタク化してるってことかしら。あとはセーラームーンも専用コーナーもあり。最近リバイバルしてるみたいですよね。なかよしでセーラームーンを読んでた年代としては、もう世代が一巡りしたのかと思って現実を直視できません。しかし、美少女戦士ってまたすごいネーミングだよなぁ。さらにはコナンの映画連動特設コーナーがあって、ここは客層が明らかに広い。おばあちゃんと孫とか、中高生男子とか。コナンの映画だけは見に行くって言ってた大学生の女子いたもんなぁ。いったい真一は何度季節を巡っているのやら。たしか、、60巻くらいまでは読んでたような。
買い物を終えて今度はルクアをうろうろ。人のものを買いに来たはずなのに自分のものを買ってしまうのは何故なんでしょうね。人の業というべきでしょうか、私の流されやすすぎる意思のせいでしょうか。まぁ後者なんですけど、先週春夏物を入れ換えて、着ないものの処分や足りないもののチェックをした後なので、私の中の浪費担当が「おまさん、そこそこ買うてもええやろ」とそろばん勘定をしておったようです。ちょっと覗こうと思ったオペークで、「パリジェンヌっぽいです!」という店員さんの褒め言葉を「絶対違うし!」と思いつつバッグを買ってしまい、ちらっと見るだけ、と思って立ち寄ったラグシーで限定色のフランク&アイリーンのシャツを購入。シャツはだいぶやってしまいましたね、、でもいいの、今年はここのリネンシャツを絶対1枚買うぞって思ってたし。会社に着てけないから悩んだけど、まぁ結果買うことに違いはありませんでしたね、はい。

本日の買い物は以上です。うう、買いすぎたよう。とりあえず、帰ってごはんを作る。

ひとり暮らしの献立1週間:なんちゃってで乗り切る、4/17週

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「精霊の守人」シリーズを電子書籍でセット購入してしまい、今週末はあやうく廃人になるところでした。ドラマの世界観も作り込まれていましたが、原作はもっと濃厚。さくさく進むのが癖になる感じ。止まらない、止まらないと諦めた頃にipadの電源がなくなり、正直ちょっと助かった…いい加減、現実に戻ってごはんを仕込まなきゃ。

4/10~4/16の晩ごはん:答え合わせ

日曜:なし(準備のみ)

月曜:天丼、美味しいスープ 

  • 天丼のタレがうまく作れませんでした…結局白ご飯、天ぷら、残った魚煮付け、スープで妙にお腹いっぱいに。仕出しの味付けって濃いですね。

火曜:豆ごはん、魚煮つけ(冷凍or残り)、スープ残り

  • 豆ごはんとスープの残りのみ。

水曜:スナップえんどう・キャベツ・ベーコン炒め、白ご飯

  • キャベツの代わりに余っているほうれん草を使用。ブームのからし醤油で、と思ったら醤油が切れました。切れたら困りますね、醤油。オリーブオイル&ハーブ塩でシンプルに。

木曜:ナポリタン、スナップえんどうの残り

  • ナポリタンのレシピはCookPadで検索することが多いですが、今回は先に具を炒め、ソース(ケチャップ&ソース&牛乳&塩&砂糖)をひと煮立ちさせてから具とパスタを絡めるというレシピを採用。まろやかで美味でした。残りのほうれん草をここでも消化。

金曜:豆ごはん、冷凍おかず(チヂミ残り)、ビール

  • 外食のため省略。ワインと日本酒を連続して飲むのはやめましょうね。

土曜:(昼)ピーマンチャーハン、インスタントスープ (夜)未定

  • ピーマンチャーハン意外と美味しい!醤油が切れていたのでナンプラー&ガラスープで味付けるとエスニックな感じでグーでした。
  • 夜は在庫一斉セール。冷凍していた残りのチヂミ、残っていたスナップエンドウ&カレーマヨネーズ、残っていたジャガイモととろけるチーズ、賞味期限の迫るハムを重ねてグラタン風に。

4/17~4/23の晩ごはん:予定

日曜:ほぼかに玉、なんちゃっていか人参、ポテトサラダもどき、ごはん、ビール

月曜:ごはん、豚生姜焼き、残りの惣菜(ポテトサラダ) 

火曜:ソーセージとキャベツのパスタ、残りの惣菜(いか人参)

水曜:カレーうどん、残りの惣菜(いか人参)

木曜:(外食予定)

金曜:豆ごはん、ほぼカニの残り、ソーセージと冷凍野菜、卵のスープ

土曜:(朝)スープの残り(昼・夜)外食予定

【材料】

  • 家にあったもの:じゃがいも1/2個、玉ねぎスライス1/4個、キャベツざく切り(冷凍)、うすい豆(冷凍)、刻みネギ(冷凍)、ハム3枚、ソーセージ6本、卵3個、干しシイタケ1枚、冷凍カレー(1食分)、冷凍うどん、各種調味料
  • 購入したもの:にんじん(3本パック)、豚肉(生姜焼き用)、ほぼカニ(カニカマボコ)、あげ(3枚パック)、するめいか、刻みこんぶ

日曜日にしたこと

ほんとうはアサリをメインにして、酒蒸しにパスタにクラムチャウダーにと考えていたのですが、鮮魚売り場にまさかのアサリ不在。貝類って思い出した時にないことが多くないですか。仕方ないので家にあるものベースに変更。また、いか人参は福島の郷土料理。あさり不在なのにチャウダー用に買ってしまい、3本もの使い道をいかにせん、と考えて思い出しました。結局1本だけ使ってあとは得意の冷凍保存です。その他、溜まってきた残り物も片付けたくて、今日は少々頑張りすぎました。晩ごはんがてんこもりで、うう苦しい…

  • 材料の下準備をする:干ししいたけを水につけて戻し、切る(もどし汁は取っておく)。じゃがいもを適当に切る、人参は1本を千切りに、1本を乱切りに、1本を拍子切りにする(千切りのみ使用し残りは冷凍)、ハムを適当に切る。ソーセージは斜め切り(6本くらい)、あげ3枚を刻む(※みそ汁用に買ってきたのですが面倒になったので刻んでとりあえず冷凍。あげは冷凍しておくと便利です)
  • ポテトサラダを作る:作るというのもおこがましいのですが…電子レンジでチンして潰し、バター、マヨネーズ、牛乳、塩コショウを入れてハムを混ぜ込む。
  • いか人参を作る:これもおこがましい感じなんですが…ボウルに千切りの人参1本分とサキイカ20g、刻みこんぶ10gを入れる。醤油、酒、みりんを煮立たせた出汁を少し冷まして、ボウルに注いで和える。ラップで密封して10分放置。
  • かに玉を作る:卵2個にカニカマ50gを割いて混ぜておく。フライパンでシイタケ、うすい豆、ネギを炒める(本当はシイタケ、たけのこ水煮、ネギ)。豆は炒めるのではなくチンしておいた方が早かったかも。炒めた具を卵液に戻し、フライパンで焼く。並行して、しいたけ戻し汁にガラスープ、醤油、酒、砂糖、ごま油少々を入れたあんを煮立たせて片栗粉でとろみをつける(すべて分量適当)
  • 豚の生姜焼きを仕込むジップロックに肉と玉ねぎを入れ、しょうが、醤油・酒(同量)を入れて揉み、冷蔵庫へ。私は肉に味がしみ込んでいる方が好きで漬けにしておくことが多いです。前日からだとさすがに早すぎですが…朝やるのも面倒だからよしってことで許して。(ここまでで1時間半くらい)

卵が気づいたら余るので、定期的にオムレツなど量を捌ける料理を作らなければいけません。今回はかに玉にしましたが、カニカマなのでなんちゃってです。まあでも、色もいいし美味しかった。さらに、いか人参は見つけたレシピがまさかのイカを省略してサキイカで作るレシピだったので、とりあえず書いてるとおりにやりました。これも美味しいんですが、初めて食べるから正しいのかよくわからない。松前漬けっぽい味で酒の肴にはよい感じ。そして、そもそも刻みこんぶが美味しいことに気づきました。これはもっと使いたい。あと、余った野菜(冷凍含む)は最終スープにするに限る、ということで今週は割と在りものを駆使する1週間です。

air Closetを1か月レンタルしてみたレビュー ※4・17追記

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洋服レンタルサービス、air Closetを利用し始めて、大体1か月ほど過ぎました。ここいらでメリットデメリットやどんな人に向いていそうかなど、所見をまとめたいと思います。なかなか面白いサービスですよ。

何をどんなふうに借りたか

3月の半ばに1回目が届いて、約1か月で3回レンタルしました。現在3回目の洋服を返却したところです。1回あたり1週間前後借りて、返却~次の到着までに5日間かかっているので、平均すると約10日間で1サイクルを回しているイメージ。洋服の組み合わせですが、ボトム1着に対してそのまま合わせられるトップス1着、他と一緒に組み合せて着られるトップス1着という組み合わせが多いです。返却した直後にはサイズ感や好みをマイページ上から記入・登録しているのですが、サイズ感などは反映されているように思いました。デザインは既に登録しているアイテム(ウェブ上でランダム提示されるアイテムから、好きなテイストのものをひたすらピックアップして溜めてくページがあります)の傾向を見つつ、私のコメント(会社に着ていきやすい服を好む、かわいい系よりシンプル系が好き)も考慮してバランスを取ってくれている感じです。

【1回目】モノクロボーダーカットソー、ベージュニット、ピンクスカート

スカートはかわいすぎて無理、またニットのサイズが小さかったという感想登録。

【2回目】シャツ&ニットカットソー、グレーカットソー、紺のワイドパンツ

好みにドンピシャで活用度大ですが飽きるのも早かった。サイズはばっちりでした。

【3回目】カーキデザインカットソー、藤色カーディガン、黒タイトスカート

ひとひねりしていて、着るのが楽しかった3着。セットでもバラでも着用。

メリットとデメリット

メリットだと思うこと

★自分のファッションに、発見がある&見直しができる

このサービスに求めた一番のメリットですが、人が選んでくれることで「好みの範疇だが買ったことがない」レベルの服が届くのは面白いです。これ結構似合うとか、気になってたタイプの服だけど着るとこんな感じなのね、などひたすら洋服への知見が深まります。また、1週間程度の着回しでもヘビロテしそうなアイテムが分かるので買い物の参考にもなります。さらには、組み合せる手持ちの服のどれが使えるのか見直しもできます。これは結構、収穫です。

★気分が上がる

そのまんまですが…新しい服を着て、かわいくなるのは女の子だったらみんな好きだよね(どこにいるんだその女の子とやらは)。時折届く新品の洋服(3着)で、プチあしながおじさん気分を味わってください。あ、ジュディの方ですよ。でもジャーヴィ坊ちゃん(お金払う方)も大人ですから自分でやってくださいね。…はっ。今気づいたけどこのサービスプレゼントされたら相当嬉しいかもしれない…あしながおじさん急募。

★そんなに手間はかからない

返却時は届いた箱にそのまま服を戻して、一応ガムテで止めて、同梱の伝票を貼ってコンビニ等で差し出し(着払い)すれば完了です。これが面倒な人は無理かもしれませんが、宅配ボックスがあるマンションで、コンビニが近くにあればだいぶ負担は軽減されるんじゃないでしょうか。服が入っているだけなので、箱は小ぶりで軽いです。あと洗濯不可(レンタルの期間短縮化&服への負担軽減が目的と思われる)は、洗濯頻度の低いひとり暮らしの私にはメリットです。

デメリットだと思うこと

★返却~到着までの間は利用できない

まあ、当たり前なんですけれど…仙台の発送センター?を行って帰ってくるのに5日間かかるので、その間は手持ちの服でしのぎます。が、いつもの服ばっかりだとちょっとつまらない。「air Closet」とは言ってますが、クローゼット感覚と言うより、たまにもらえるボーナス感覚に近いです。あれですね、マリオのスターみたいな感じです。スターをゲットしてる1週間くらいは猛ダッシュなんですけど、なくなったら普通に歩かなきゃ、みたいな。この往復に5日間かかるのは大阪ー仙台という距離のせいかもと睨んでおり、やっぱり関東圏偏重サービスなんでしょうか。関西圏にも物流の拠点ができればもっと早くなるかもしれません。私の希望だと発送から3日後に届けば「クローゼット」と呼べると思います。週末挟めば、ほぼ平日は利用できますもんね。

ファッション消費カテゴリ別の利用メリット

ファッションの消費行動という点でも面白いなぁと思って、どんな人にどんなところが嬉しいのか4分類してみました。洋服を「計画的に買う/衝動的に買う」という買い方の2軸と、「保守的か/新しもの好きか」というトレンド感度の2軸の掛け合わせです。

①計画的×新しもの好き

こういう人は、お洒落さんではないでしょうか。ファッション力UPという意味ではレンタルサービスは不要ですが、強いて言えば手持ち以外にバリエーションを増やす、購入コストを抑えるといった目的ならアリかもしれません。他のサービスで借りたいものを指定できるものがあったので、そっちの方がいいかもですね。

②計画的×保守的

似合うものは分かってるわ、というマイスタイル確立タイプで私はこれに憧れます。ちょっとマンネリしてきたなぁと言う時に、カンフル剤的に投入したら、新しい自分を発見できるやもしれません。

③衝動的×新しもの好き

普段着れなさそうなものばかり選んでしまって、たんすの肥やしが増えるタイプ。かつての私です。レンタルサービスはお勧めじゃないでしょうか。無駄な買い物への欲求を抑えて、代わりにほどよくお洒落な間違いない服を着ることができます。ファッションに個性を追求しすぎてメインストリームを見失ったときにもいいかもしれません。

④衝動的×保守的

買い物好きだが、気づくと同じようなものばかり持っているタイプ。今の私です。間違いはないけど、これ以上お洒落にもなれない。お洒落にかける情熱と時間と資金が尽きてきたアラサー。レンタルサービスはそんなファッションに諦めが見える妙齢女性の普段着をクオリティアップさせてくれる、かもしれません。まあ、先ほど言った通り、空白の期間があるのが悩ましいですが…

今後の展望とまとめ

長々と感想をまとめましたが、結構面白いのでしばらく続ける予定です。月額7,000円と言う価格が高いのか安いのかは、本気で「クローゼット化」しようとしているかの違いな気がします。これがあればもう服は買わなくてもいい、と思っているのであればお薦めできないです。仕組み上どうしても発送に時間がかかるので。でも、服を増やさず普段着をちょっとお洒落にしようというプラスワンの意識であれば楽しめるのではないかと。なんでまぁ、贅沢消費かもしれません。

こういう使い方が適切なんだとすると、ファッション業界に喧嘩売ってそうで意外とそうでもないんですよね。少なくとも洋服に興味がある人に対して、店舗に来てもらわなくても自社の服を試着してもらえて、あわよくば購入してもらえるかもしれないという。需要の満たし方が半端、という意味で却って洋服の需要を高められるかもしれません。サービスの運営会社は最近イケイケらしく、アクセサリーブランドを買収したのでそのうちアクセサリのレンタルも開始するんじゃないかと言われています。アクセサリーもたくさん要らないから、借りれたらいいですよねぇ。

 

※4.17追記

こんなのんきなレビューを書いていたら、4/1に値上げのニュースが出ていたんですね!うっかりしておりました。メニュー改定と言ってますが、内容を見ると事実上値上げでしょう。ライトコースは現状同額の6800円で月1回3着のみなので、それは私のニーズに合いませんし、洗濯不可だとあまり現実的ではないのでは?ではレギュラーコースはというと月9800円と3000円も値上げしているので、やっぱり3回くらい着まわさないと元取れた感じがしないですねぇ。元からの会員は3か月間(6月までかな)値段据え置きらしいので、それまでにどうするか考えましょうか...うーん、どうやらビジネスとして成り立っていなかったのか。割安感ありますもんね。

prtimes.jp

今日の着物 大島紬にリユースの帯

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先日、久々に着物着ようと思いたち、京都に出かけてきました。普段着の気分だったので大島紬を着て、帯はいつもの黒×茶の大島花織…と思ったんですが、春先にこれじゃあさすがに地味。結局、もう10年近く前に着付けの練習用に買ったリユースの帯を合わせて、なけなしの帯あげ帯締めで合ったような合わないような組み合わせになりました。着付け教室のイベントに遅刻しそうになるおかげで?私の着付けはスピードが信条。仕上がりはこんな感じです。帯あげちょっと失敗しました。

 

大島紬は、本当は大島絣

って、知ってました?日本三大紬は、結城紬大島紬牛首紬と言われています(って習ったぞ確か)。大島紬奄美大島で織られている紬で、シャリ感と光沢のある丈夫な生地と、ものすごく細かい絣模様(絣は縦横の糸で模様を出す織り方)で有名です。藍染も白大島もありますが、私が持っているのは泥染めと言われる茶色い着物。本気で泥で染めているわけではなく、シャリンバイと言う植物の色と泥田の鉄分が化学反応を起こすことで色が定着するという染め方なんだそうです(ここまで、全体的に伝聞)。言わば昔の普段着なのですが、こういうものに限って今は貴重で、着物好きなら一着は欲しいと言われます。なんというか、レアもののジーンズのような立ち位置ですね。手染め、手織りのため、モノによるのでしょうが基本的にはお高いです。私は祖母から反物でもらったので、仕立て代だけで入手したというラッキーなくちです。なんでも昔、親戚の奄美出身の方が祖母あてに反物を一つくれたんだとか。祖母は華やかな、どちらかというとかわいい系の柄が好きだったので、亡くなった後の形見分けの場で反物のままの大島を見つけたときに妙に納得しました。

模様はこんな感じ。手の影が映ってますねぇ。写真下手にはご容赦を。亀甲に花かご、雲の模様と伝統柄なんですが、雲の内側を白っぽくして立体的に見せるなど模様の作り方が細かい細かい。これが全て縦横の糸の組み合わせで出来ていると思うと気が遠くなります。

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時代を江戸まで遡りますと、米が育てられなかった奄美大島では、かつて紬の織物が年貢代わりだったんだそうです。幕府にこき使われて苦労した時代を経て、明治になってから丈夫な着物として全国的に大ブレイク。紬糸の生産が間に合わなくなったので生糸を仕入れて織るようになりました、というのが今の大島紬だそうです。もともと紬の定義は「紡いだ糸で織ること」なので、本来は手で紬いだ「節」が出来ますが、大島にそれがないのは紬糸で織ってないから。つまり正しくは大島紬(つむぎ)ではなく大島絣(かすり)である、というのが先日大島の作家の方に伺った話です。へええ、と思ったので、そのまんま受け売りで記しておきます。節のある素朴な生地感もよいですが、つるっとしてしゃりっとしたマイ大島は着やすくて、動きやすくて、ちょっと汚れたり濡れても弾いてくれて、大変実用的な着物だと思います。

リユースの帯が意外と使える

着付けを始めたいんです、という20代半ばの私に、リユースのきもの屋さんが合わせてくれた帯です。いくらだったか忘れました。濃いオレンジに赤い花模様(桔梗?椿?)で、かわいい系ですが意外と何でも合います。こんな柄、ワンピースじゃ絶対無理ですけど着物なら何とかなるのが面白いところです。普段着の着物は地味になりがちだし、オレンジや赤を挿し色にしておくとバランスが取れていいなぁと思いました。

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でですね、よっしゃ綺麗に着れたと思って京都をぶらぶらとしていたのですが…いるわいるわ、レンタル着物の華やかなお嬢様方が。借り物の娘さんたちには負けないわよ、と通ぶろうと思ったのですが、桜の京都にはピンクや水色や赤や黄色が、似合いますねぇ。髪飾りにふわふわの帯に茶髪が、似合いますねぇ。私は泥染にリユース帯に下げたままの髪ですから、そりゃ渋いし多少こなれているし自分でも似合ってるとは思うんですけど、ちょっと、華やかな着物が羨ましい。庶民派じゃなくせめて大人っぽい感じにまとめればよかった。

今回の反省としては、オンシーズンの京都にはやっぱり多少着飾った着物の方がよかったかもしれません。うーん、今度は奈良だな。奈良か滋賀に行こうっと。

ひとり暮らしの献立1週間:肉がなければ、ハムと豆を食べればいいじゃない?4/10週

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週末、祖父の米寿祝いで帰省。昼から美味しい懐石弁当とビールをいただいたら、夕方になっても満腹で、晩ごはんはさすがに入らない…。というわけで、自炊のマイルールには反しますが日曜は準備だけしました。

元々今週は買いだめしていたソーセージやハムをまとめて消費する予定でした。が、農家の祖父宅で取れたての豆をもらったので、精肉鮮魚は抜き、加工肉と豆でまとめたいと思います。 

4/3~4/9の晩ごはん:答え合わせ

日曜:(昼)アンチョビキャベツのパスタ

  :(夜)鶏むね肉の一枚から揚げ、千切りキャベツ、ごはん、ビール

  • から揚げ大きすぎるだろ、と自分に突っ込みつつ完食できず…残っても美味しくないのが揚げ物の難点です。

月曜:ごはん、回鍋肉、必要ならインスタントスープ

  • 回鍋肉はうまいよね!間違いないよね!

火曜:外食予定

  • 焼き鳥屋でコース料理を。今週は鶏づいている…

水曜:ピーマンチャーハン、キャベツのみそ汁

  • 「ジムに行ったらラーメン食べてもいい」の法則にはまってラーメンを。あ、鶏スープのラーメンだった気がする…!

木曜:ごはん、冷凍おかず(サバ味噌煮)、みそ汁の残り

  • 仕事&勉強のコンボで遅めの帰宅。もう食欲ないやと思って餅を茹でてきな粉を添えたら、俄然食欲回復。餅って、小腹が空いたときに美味しいのよねぇ。

金~日曜:不在

4/10~4/16の晩ごはん:予定

日曜:なし(準備のみ)

月曜:天丼、美味しいスープ

火曜:豆ごはん、魚煮つけ(冷凍or残り)、スープ残り

水曜:スナップえんどう・キャベツ・ベーコン炒め、白ご飯

木曜:ナポリタン、スナップえんどうの残り

金曜:豆ごはん、冷凍おかず(チヂミ残り)、ビール

土曜:(昼)ピーマンチャーハン、インスタントスープ (夜)未定

【材料】懐石弁当の残り(天ぷら、魚の煮つけ)、ソーセージ(7‐8本)、ベーコン(1/2ブロック)、うすい豆(1パック分)、スナップえんどう(1袋)、ほうれん草(1束)、玉ねぎ(1個)、ピーマン・キャベツ(冷凍、適宜)、豆腐(1丁)、卵(1個)、ごはん、各種調味料

日曜日にしたこと

今日は準備だけです。豆腐だけは切って置いておくのもなぁと思うので当日切りますが、ちょっと悔しい。キッチンばさみつかえないかな。平日に材料を切るのがこんなに負担である原因のひとつに、洗い物が増える(まな板を洗うのが面倒)ということがあるのに気づきました。

  • 材料の下準備をする:ソーセージはスープ用に斜め切り(5本くらい)、ナポリタン用に小口切り(3個くらい)。ベーコン半ブロックをスライス(炒め物、チャーハン用)。玉ねぎは薄いスライスにする(ナポリタン用。他にも何かに使えるでしょう)。ほうれん草はざく切り(スープ用、多すぎる気がする…)、スナップえんどうは筋を取る。うすい豆はさやから豆を取り出す、はずなんですが既に剥き済の豆をゲットしたので省略。おばあちゃんありがとう。
  • 保存する:それぞれをサランラップにつつむかジップロックに入れて冷蔵庫へ。今回は特に冷凍せず。(ここまでで30分くらい)

今回面倒なのが月曜日の作業です。早く帰れなかったらやれないかも。

  • 天丼を作る:天丼というと聞こえはよいですが、要は弁当の天ぷらが余ったので丼にしてみようという算段です…美味しくなさそう。あとあの濃い目のつゆはどうやって作るのだろう…
  • スープを作る:このスープは私の定番で、暮しの手帖61号(お気づきかもしれませんが愛読者なんです)で神田祐行さんが紹介していたもの。だし300mlに対し、みりん・醤油各大1、ごま油小1で味付けし、最後に片栗粉でとろみをつけ、ゴマ適量を振って完成。具材は豆腐・ソーセージ・水菜ですが、好きなものを。単純なのに美味しくて、みそ汁以外のレパートリーとして定着しています。だまされたと思って作ってみてください。
  • 翌日の豆ごはんを炊く:米を洗って豆を入れてスイッチ押すだけですが、意外と面倒なのよね、平日の炊飯器。豆ごはんはほぼ何もしなくても美味しいですが、酒と塩は忘れずに。

豆をもらったことで献立を考えるのがちょっとややこしくなったのですが、季節感が加わってよい感じです。うすい豆を剥いてくれていたのがラッキーでしたね(何度も言う)。豆剥きは小学生の頃、お手伝いとして夕方テレビを見ながらよくやったものでした。あの頃は剥いたら終わりだから、面倒ではなかったけれど。先週のピーマンに引き続き豆料理もレパートリーがなくて、うすい豆はこれ以外にだしで煮て卵とじにするくらいでしょうか。スナップえんどうに至っては茹でてマヨネーズが一番だと思うんですが、ほかに何かありますかね…?