くるみさん、喧嘩をふっかける
毎夜ジャンプ競技に励むくるみさん。能ある鷹はなんとやらと申しますが、くるみさんも力を無闇にひけらかすようなことはしません。「でもね、」とくるみさん観念したように呟きます。「運動不足が続くと、たまに、なつめさんにちょっかい出したくなるの。だってなつめさんほんとーーーに無防備なのだもの」。ふぅ、とコントロールできない自身の野性を思ってため息をつくのです。
寝転がった白いのに近づく茶色いの。白い方もやる気です。
ばしっっとくるみさんのパンチが決まる!
な「えーん、痛いよぅ」
く「こら逃げるな、もうちょっと勝負せい!」(ちょっと猫が変わってる)
く「真剣にやらんか!」(ばしぃっ)
な「わー、降参こうさーん」
ごろーんと寝転んで両手をあげる、やる気のないなつめさん。
びよーんと伸びて…
逆さまのままファイティングポーズ!くるみさんはちょっと引きました。
く「いや、そんな腹見せながら攻撃されてもな…どっちなのそのポーズ」
な「降参しながら構ってポーズ的な?」
く「何それ。仕方ないなぁ…」
な「うし、今じゃー!」
力が抜けたくるみさんに挑むなつめさん!まあすでにくるみさんの興味はほかに移っているようですが…この勝負、なつめさんの勝ち、でしょうか?