フライパンに慣れ親しむように

仕事に馴染めない、やっぱり会社員って柄じゃない、などと文句を言うのなら、自立できるだけの何かが必要なんじゃないの、と自問自答して、ほんの数日前からファイナンシャルプランナーの勉強を始めました。我ながらえらい。

 
なんでこの資格かというと、私が働き続ける根本の理由のひとつが、生きていくのに必要なお金を得ることだからです。
お金に詳しくなったら、どれだけ自分に必要なのかが分かるようになり、ひいては無駄にお金の心配をしないで暮らしてゆけると考えました。私の理想は、できるだけお金のことを考えない人生です。
 
あとは、生活全般を考えられる仕事がしたいなぁ、と思っていて、それができる仕事って何かしら、と模索していることもあります。
今さらチャレンジしても、と思いつつ、辻褄合わせのキャリアプランだとやりたいことの中心にいつまでたっても辿り着かない。それを割りきるには少々私は強情すぎるようです。
 
ずーっと使っているフライパンを、ある日片手でふって上手く炒められることに気づきました。大して料理をしない私ですが、それでも長年使っていると、バージョンアップする瞬間があるものです。短時間詰めこみじゃなくても長く習慣化することで身に付くものがあるなら、いつやるの、今でしょ、と言い聞かせて、ほんの少しずつ好きなことをやりつづけようと思います。