なつめさんとくるみさん、なつめとくるみに遭遇する

なつめさんとくるみさんの人間のお母さんは、先日しばらく家を空け、色んなものを持って帰ってきました。

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なんでも、台湾という場所で手に入れたお菓子で、なつめさんとくるみさんが合体しているというのです。
くるみインなつめ。
これすなわちマストバイ。
 
早速感想を求められましたが、

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なつめさんはちょいとなめてみましたが、興味が沸きません。
「なんかよく分かんないけど、正直眠いっす」
 
くるみさんは、

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「何奴!」とばかりにズームイン。
しかし迂闊に舐めるようなミスは犯しません。
危害を加えるものではない、と分かると興味なし。
 
よって、くるみがなつめにインしたお菓子は、
なつめさんの艶々の鼻柱とピンクの舌でちょっとずるついて放置されてしまったのでした。
 
しかしなぜこのような黒い果実の名前をなつめさんにつけてしまったのか、命名した長女の責任は問われて然るべきでしょう。
本件について容疑者は、「最初はなつめさんがくるみで、くるみさんがなつめの予定だった。それが両親の感覚で反対になってしまったのだ」と自らの無罪を主張しています。
冬を迎えて一層白いなつめさん。
台湾では子孫繁栄の象徴とも言われる白菜と比べても、決して劣らぬ真っ白さ。
かわいくて、ちょっとお馬鹿っぽいところが家族に愛される所以です。
 
一方のくるみさんは野性味溢れる雰囲気が売りですが、いわゆる猫っ毛なので冬は寒い。
自宅では寒がりのくるみさんのために
こたつが朝から暖まっています。
 
しかし、親の心子知らず、
意外とふとんに潜るのが一番らしいです。

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めくられて憮然とするくるみさん。
なぜここが分かったのか、不思議に思っています。でも正直眠いっす。
 
師走の日々も平穏に過ぎていきます。